説明力と前提 | 銀座一丁目の英語発音教室「メントール」のブログ

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何かを相手が理解できるように説明するのは簡単そうで簡単ではない。


私の場合、説明して理解してもらうだけでなく、理解を元に実行し、再現率が高い状態になる説明をする必要があります。


それが私の仕事であり、最低限達成するべきラインだから。もちろんそこ止まりではありません。


説明。


ニューヨークに住む甥っ子坊や1(9)は、いつもあげたオモチャとか物品の説明をしてくれます。


これは、なぜイケてるのかとか、どういった点が優れているとか。


↓私の新兵器↓説明がわかるような、わからないような、、、。







クリスマスより前にあげた「コロナで制限がある環境なのに良い子にしてだで賞」の腕時計の時は「時計は時間がわかるから便利なんだ」と説明してくれて、私はハッとしました。



だれですか、「時計で時間がわかるのは当たり前なのに何を感動してるんだ」なんて思ったのは。


時計で何ができるのかを誰でも知っているはず、というのは


自分が知っている「常識」はみんなにとっても「常識」であるはず、という自分勝手な前提を人に押し付けるのと同じで、狭量ってもんです。


本当の所はわかりませんが、坊や1は、私が時計の便利さを知らないかもしれないから、教えてくれようとしたのかもしれません。


どんな大人がどんな知識を持っているかなんて彼らは知らないし、大人みたいに、性別や学歴や年齢などの当てにならない基準で人にバイアスをかけたりしませんから。




一方で、坊や2(5)は、いつもただただ喜んでいます。


感情を全開にしていくスタイル。


二人の違いは年齢によるものなのか、性格によるものなのか。興味があります。


私は、一般的に人が知らないであろうことを教えるのを仕事にしているので、「これくらい知ってるだろう」という考えは捨てて、なるべくみなさんが何もかもはじめて聞く話だろうくらいの前提で説明します。


英語発音レッスンでも、大学や大学院でのブランド論の講義でも、ブランド戦略の本を書く時でも。


相手により調整しますが。

さじ加減が難しい。


私の説明が親切丁寧すぎてウザいかも知れませんが、他人に何かを説明するスキルを磨くとでも思って、お付き合いくださいませ。


明日はメントール英語発音教室の年内最終日です。


845分から夜までガッツリご予約をいただいているので、最後の最後まで頑張ります。


皆様も気合いを入れてご受講ください。