PUMP UP RADIO ラジオ放送33回目 room (部屋・余裕)の発音 | 銀座一丁目の英語発音教室「メントール」のブログ

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本日もPUMP UP RADIO月曜日の ”Let's English Pronunciation"コーナーを聴いてくださった方、ありがとうございます。


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東京はちょっと変な暖かさですが、寒い日が増えてきて、部屋が恋しい~!!!という人も多いのではないかと思い、、、、

そして、飲み会シーズン(?)で、飲んだ後の「別腹」登場率も高くなるシーズンだと思い、、、

今回は、room (部屋、余裕、余地)の英語発音を練習しました。


↓内容と全く関係がない魚↓
よくできた紙細工ですね。

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【ポイント1】英語のアールは、巻き舌ではなくて「反り舌音」

カタカナ発音で「ルーム」というと、アールの部分がエルに聞こえて、ヌッと不気味に現れるオバケという意味の単語 loomだと思われてしまいます。

酸っぱいものを食べた時のように、唇がシワシワになるくらいすぼめて前に突き出します。そうすると、舌先を口の中の奥に引っ込めやすくなります。

鋭い唇で/u:----/と言ってから十分奥に引っ込めた舌先を天井に向かって動かすと/ru:/ /ru:/と、うまく発音できます。


【ポイント2】最後のmの音の後に「う」を入れて「む」と発音しない

最近連続して出てきた、単語の最後に来るtの音とポイントは似ています。

英語は、子音は子音だけで発音することがあり、mの後に母音はないので、子音、mだけを発音して終わらせます。

つまり、母音「う」をまぜて「む」と発音しないことがとても大事でなんです。mの音は、emuではなく、赤ちゃんがンマンマと言うときのように、上と下の唇を閉じて、閉じたところに音の重心をかけて発音します。

最後に唇をちょっとでも前に突き出すと、「う」の音が入って「む」になってしまいますよ。また、上と下の唇が離れたままだと、nの音になってしまいますから、気をつけましょう。


【簡単な英文】Save room for sweets. 甘いもの用に別腹を取っておいて。

こういう時のroomは別腹という意味で使うことができます。

「別腹」って英語でなんていうか知らなかった人は多いのではないでしょうか。
これから年末に向けて大活躍間違いなしの英語表現ですよ!

これは、最後を下げて発音するタイプの文(命令文、依頼文)です。
sweetsを最も強く発音します。


別腹にsweetsを入れるのか、ラーメンを入れるのか、それとも他のものか、、、、

人それぞれですが、別腹を2つも3つも持っている人は、合わせて運動もしないと、エライことになります(また恫喝)。皆様気をつけてお過ごしください。



発音ポイントを文字で表現しきれないので、ぜひ番組ブログ内の音声ファイルを活用して復習してくださいね。

番組ブログの右側「カテゴリ」→Mondayに番組内のダイジェスト版が聞ける音声ファイルがあります。


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※発音は、「英語らしく聞こえて、どんなレベルの人でも発音しやすい程度の英語らしさ」に調整してありますので、「うわ!ネイティブみたい」という感じにはしていません。

実際に話す時より、かなりイントネーションを大げさに発音していますが、日本人が練習する時にはあのくらいでちょうどよいと思います。



では、次回の放送もどうぞお楽しみに!