変なタイトルですが、これは私がいつも主張していることです。
「私は英語と外国より日本語と日本が良いです」
メントール英語発音教室に通っている方や、大学や大学院で私の講義を受けたことがある人なんて毎週聞いて耳にタコができているかもしれません。
今日は12月の土曜日。午前のレッスンはお休みにさせていただき、母校女子大の同窓会組織の役員会に参加してきました。
私が通った大学のキャンパスは遠方なのですが、小・中・高・大学院は、都心の大使館がたくさんあるとても便利な場所にあります。
しかし、ここは鳥居坂という急斜面の心臓破りな坂があり、そこを登らないと校舎には行かれません。私はフラットシューズを履いて、一気に坂を上りました。
なんせ普段から貯筋活動をしておりますので、そのくらい何ということはないのです。
役員会を終えた後、とても美味しいお弁当を出していただき1期生の大先輩から数年前に卒業したばかりの若いOG役員まで、揃って久々のミッション系女子大な雰囲気の中歓談してきました。
女子校あるあるだと思うのですが、みんな何かしら気の利いたスイーツなどを持ち寄ってしまうため、やたらに大量のお菓子のお土産が出来上がるという、、、、。大昔の女子大茶道部のお茶会後の風景を懐かしく思い出しました。
↓画像がないからのんたんを描いてみました。あっかんべー👅↓
議題は割と深刻な内容だったのですが、のどかな時間を過ごし、この女子大を卒業して良かったなと改めて思いながら帰りの急斜面を下っていると、目の前で老婦人がよろけて転倒しました。大転倒と言うに相応しい転び方。近くを歩いていたたまたま全員女性でしたが、方々から忍者のように(もちろん私も)サッと駆け寄って、みんなで助け起こし、怪我がないかなど確認しました。
もちろんはじめて会った人ばかりです。総勢5名の初対面通行人がまるでもう何年も共に訓練したチームのようにサッと自発的に集まって見知らぬ老婦人を助けるというこの光景。日本では日常的で当たり前ですが、私は日本人で日本に住んでいて本当に良かったなといつも思います。
外国に穿った見方をしたくはないのですが、これがヨーロッパやアメリカだったら、倒れた老婦人は演技で、助けてもらうふりをして財布などを盗むスリである可能性もあるし、助けるふりをして近寄った人が何か盗んでいく可能性だってあります。
今の所、日本で(少なくとも私の生活圏では)そのような心配はありません。
老婦人は無事に起き上がって皆さんにお礼を言って去って行きました。
良かった良かった。

そして、午後からはレッスンをしたのですが、今日は体験レッスンにある大事な技術職の男性が来ました。その職業は、人々の命を預かる仕事。海外への移動が頻繁にあり、その移動に重要な役割を果たします。
英語の発音が間違っていたり、聞き取れなかったりしたらとんでもないことになるのです。
会社から言われたわけでもないのに、その男性は仕事のために英語発音矯正をしたい、と無料体験レッスンを受けに来てくださいました。まだとても若い方ですが、すごくしっかりした価値観を持っていることがわかって私はとても嬉しい気持ちになりました。
彼がする仕事は国際的な仕事ですが、外国や英語に過度な憧れを持っておらず、「僕は日本が好きなんです」とキッパリおっしゃってました。
私も同じです。英語を教える仕事をしていますが、私は別に英語や外国に憧れはありません。
日本が好きで、日本語を母国語としていることに誇りを持っております。
この素晴らしい国の良さを外国の人にも十分伝えたり、馬鹿にされた時に言い返すためにもきちんとした教育を受けた人間だと思われるような英語を話したいと思っております。そういった基準で、皆様にも同様の英語力がつくようにレッスンしております。
ネイティブみたいな発音ではなく、ネイティブ風味のヘンテコペラペラ英語発音でもなく、どんな国どんな教育レベルの人が聞いてもきちんとした教養がある人間の英語に聞こえるような発音をお教えしており、教えるだけでなくできるようになるのが弊教室の自慢です。
明日は日曜ですが、朝から6時間の英語発音ブートキャンプという物騒な名前の講座を外部でやります。
寒さが本格化しております。皆様どうぞ風邪に気をつけてお過ごしください。
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