就業時間が終わるやいなや、ダッシュで会社の厚生室へ。まずはエアロバイクで体を暖める。


1.ロープ・スキップ 50分

 私の使っている縄跳びは「鈴木式K・Sロープ」というもの。これは、ギネスにも載った鈴木勝己先生が、開発したもので、非常に飛びやすい。初心者から上級者までお勧めの一品だ。

 ちなみに鈴木先生は9時間46分も跳び続けた記録を持つ。さらには5重跳び20回、6重跳び1回という記録まであり、まさに縄跳び界の人間国宝と言えよう。


2.筋トレ

 以前はマシンでガンガンやるのが好きだったが、肩を痛めてからナチュラル・トレーニングしかやっていない。ただ、今年に入ってからは初の筋トレという体たらくぶりだ…。

①プッシュ・アップ(腕立て) 20回×3セット

 二つのベンチを肩幅以上の広さに置き、関節の稼動域を広げてプッシュ・アップを行う。しかし、久し振りのため、すげ~キツイ。「継続は力なり」という師の言葉 を思い出す…。


②シット・アップ(腹筋) 30回×3セット

 以前は、50回×3セットとか70回×2セットなど余裕でやっていたのに…。腹筋はどこに消えたのか?

今日は他に人がいなくてよかったが、最後のセットなどはベンチで「陸に打ち上げられたトドがのた打ち回っている」ような様相であった…。


3.ボクササイズ

①シャドー 2ラウンズ

 本日も鉄アレイ2kgを持ってやったが、プッシュ・アップの後だからか、非常に腕が重い。何度となく矢吹ジョーのようにノーガードとなる。


②パンチングボール 2ラウンズ

 これもプッシュ・アップがきいており、パンチング・スピードがかなり落ちている。ただ、筋トレ後に動的運動を行うこと、筋肉がその動きを憶えやすい(:専門的にはマッスル・スタディという)らしい。


③サンドバッグ 2ラウンズ

 パンチを打つたびにサンドバッグが大げさに揺れるが、パンチ力は体重が大きく作用する。身長165cmで体重が87キロもある私では素直に喜ぶわけにはいかない…。マジ痩せんと…。

 


  今月末、同期で柔道日本代表にもなったSが会社を辞めるため、土曜日に彼の盛大な送別会が行われ参加した。県警の方、柔道関係者などが集まったものの、どいつもこいつもまるで堅気には見えない…。やたらガタイのいい体に派手なスーツをまとう彼らと列席し、私は思わず懐に隠したバタフライナイフを握り締めた。(うそ)


 めっきり酒が弱くなった私も、そんな強面の杯を断ることが出来ず、久々に記憶を飛ばした。私は記憶がなくなると脱ぐ傾向があり、この日もヤクザな面々を前にして2時間ほどカラオケにあわせ「裸族の舞」を舞ったらしい…。(おっさんの「裸族の舞」といったら、めっちゃさぶ…、という感覚があるかもしれないが、芸術家の血を継ぐ私の舞は爆笑モンだという。自分では記憶が無いので分からんが…)そのため、日曜日は凄まじい筋肉痛に襲われた。

 

 そして今日は二日ぶりのトレーニング。まだ土曜日のブランデーやカニ味噌のテイストが口内に残っているような気がする。


1.エアロバイク 10分

まず、体を暖めるため心拍数140をターゲットに漕ぐ。


2.ロープ・スキップ 50分

最初の頃は10分跳ぶのにほうほうの体であったが、最近は慣れてきた。だが、運動強度はかなり強い筈である。多少意識が朦朧とする。


3.ボクササイズ

①シャドー 2ラウンズ

 2kgの鉄アレイを握ってのシャドーを、オーソドックスとサウスポーで2ラウンズ。僧帽筋や上腕二頭筋を鍛えることが出来る。


②パンチングボール 2ラウンズ

 あまりパンチは出さず、正確にボールの中心をナックル・パートで捉えるよう気をつける。ここら辺りまで来ると、かなり疲れて意識は朦朧としだす。


③サンドバッグ 4ラウンズ

 ラウンドごとに、ショート、ロングレンジでの攻防などをテーマになるべくハンドスピード、コンビネーションを意識して打つ。もう、ここまでくると脳への酸素供給が間に合わず、「一服盛られたエテ公」状態といって過言ではない。無意味に奇声を発したり、丹下段平、マンモス西が出てきて「ジョー、テンプルを打て!」と応援してくれるのが見えてしまったりする。

stand


 私が勤務している会社の厚生室には、こんな拳闘好きの心をくすぐるキットがある。しかも、入居しているビルの、他のテナントに勤めている方も自由に使っているという、現在の日本においては信じがたい環境である。(私自身は全く構わないのであるが。)


 厳寒であった今冬、シフト制勤務(>夜勤アリ)ということもあり、休日はほとんど冬眠状態の熊であったため、体脂肪率が30%を越すという快挙を成し遂げた。(>哀しいかな、冬眠中の熊とは違い飯は食い、酒も飲む…。)

 しかし、着れる服はどんどんなくなり、フラットの階段を昇るだけで大げさに息が切れ、なにより本ブログ冒頭に掲げた「1年以内に体脂肪率10%削減」というマニフェストⅠに著しく反するため、先月末あたりから暖かい日を狙い、冒頭の厚生室でトレーニングを始めた。


 最近ではかなり頻度が高まり、ほぼ毎日通っている。エアロバイクでウォーミング・アップ、ロープ・スキップ(縄跳び)30分、10ラウンド程度のボクササイズ。体脂肪率はみるみる数%落ちた。


 だが、体重と反比例し、私の頭の中の妄想が拡大している。すなわち、「結構、おれってボクシングいけるかも」というものだ。


 アリばりのステップをロープをしながらきめ、往年のシュガー・レイ・ロビンソンの如きコンビネーションをサンドバッグに叩き込むと、みるみる上昇する心拍数がもたらす朦朧とした意識のなか、上記の妄想が膨らむのだ。「世界は無理だとしても、東洋太平洋ぐらいは…。」


 もう春はそこまで来ている。そして、私のようなアホまで増殖させる…。



sazae

 昨晩、漫画「サザエさん」の家族の一員になるという、とんでもない悪夢にうなされ目が覚めた。

 カツオが謙譲語、サザエが偉そうなタメ口をきいていたところから考えると、私は波平の長男というシチュエーションであったようだ。(必然、カツオは次男に格下げとなる。)


 子供の頃から「サザエさん」に親しみ、核家族化が進む現代日本のにおいて「サザエさん一家」は私も理想的な家族であると思っていた。この夢を見る直前までは…


 しかし、実際に家族の一員になってみると、マジでウザイことが判明した。一家の大黒柱たる波平はちょっとしたことですぐ激憤し、男としての広い器量というものが全くの皆無。

追い討ちをかけるように良妻賢母だと思っていた母フネも、ことごとく波平の肩を持つ。

今までカツオが金属バットを握らなかったことに感心し、この賢弟に小遣いを与えたことは言うまでもない。


 また最悪なのはサザエだ。だらしない性格の自分を棚に上げ、重箱の隅をつつくように小言を連発、更には波平に逐一具申する。


 これには「温厚なる大人」たる私もキレざるを得なかった。

「いつまで、実家にいるつもりだよ!早くマンションでも買って出て行きやがれ!」


 毒舌ラッパー、エミネムの如くサザエをディスった刹那、物陰からサザエと私の口論を心配そうに見守っていたマスオさんの存在に気付いた。マスオさんの顔は、みるみる曇っていく…

「ごめんよ、○之くん…、ボクの稼ぎが少ないばかりにマンションすら買えなくて…」


 ひとたび発した言葉は、修正することが出来ない。そして心無い言葉は純粋な魂をも傷つける。偉大な漫画「サザエさん」は、また私に重要なことを教えてくれた。

 この週末、クリスマス休暇を利用して彼女が上京し、私のフラットにやって来た。


 こう書くとさぞ楽しそうに聞こえるかもしれないが、私の場合は「苦行」と言って過言ではない。なぜなら彼女は「ポスト鬼嫁」の最右翼たる存在であるからだ。


 思えば、先週月曜の夜、突如「クリスマスにそっちに行く」と言われたとき、私は米軍侵攻が決定した際のフセイン元イラク大統領のようにブルーになった。

 彼女は私と正反対で凄まじい潔癖症であり、それに喧嘩を売るが如くマイ・フラットはゴミ屋敷と化していたのだ。私はわざわざ有給休暇をとり、部屋の掃除を行う羽目になった。



 クリスマス・イブはシャンペン、ロースト・チキン、ケーキなどを用意、また持ち前のウィットとユーモアに富んだストロベリー・トークを展開、ポスト鬼嫁はご機嫌であった。


「ああ、これで大過なく過ごすことが出来た。」

私が安堵のため息をつき、マルボロをふかして勝利の余韻に浸っていると、彼女はとんでもないキラー・パスをくりだした。


「今後、家の中では禁煙ね。吸いたいならベランダで吸いなさい。」


 私は唖然とするとともに、彼女に歴史上の独裁者達の姿を見た。彼女の言葉は、預言者ムハンマドばりに「絶対」であり、これに逆らったらBloody Christmasになることは、過去の経験則から必然だ。(過去に何度も自由を求め蜂起したものの、ことごとく鎮圧された。小学校のときから何度も習った「民主主義」という概念は、我々の間には存在しない。今では無抵抗主義、ガンジー・スタイルを貫くしかないことを悟っている。)


 もし、私も子供を授かることが出来たら、まず一番に教えたい。民主的で、自由闊達に議論できる風土の大切さを、そして女性の恐ろしさを…



  昨晩、結婚を約束している彼女から電話があった。来年10月を結婚式と設定し、それまでのタイム・スケジュールを作成しろということであった。


 ブラジル・サッカー留学時代、監督からは「トップ下でプレーする分なら何をやってもいい。練習に来なくてもかまわない。」とお墨付きを頂いたほど、ファンタジスタな私のことである。正直、こういった細かい作業は最も苦手な分野だ。


電話を受けてから直ぐ、「結婚 スケジュール」というキーワードでググるとそうしたサイトが簡単に見つかった。私はコピー&ペーストし、さらに適当に手を加え、彼女に提出した。


 しかし、その後凄まじい脱力感に襲われた。結婚前からこんな調子で本当にやっていけるのか!?彼女には「鬼嫁」になるべく、高いポテンシャルを有していることに最近気付いた。


 また、子供が生まれた日には、このアバウトな私に育児など出来るのであろうか!?はっきり言って自分の面倒を見るのが精一杯である。


 そして家族サーヴィス…。

アトラクションに乗るのに数時間は並ぶ遊園地に連れて行ったり、海でバーベキューをやったり、盆・正月に殺人的に込む高速道路で帰省したり…

 

 また自由などが大幅に制約されるであろうことは明白だ。

横浜ベイスターズの試合は年間何試合行けるのか?、夜中にアメフトの試合を見たら叱られるのか?、月に何冊までなら本を買ってもよいのか?、ネコはやっぱり毛が飛ぶから飼っちゃダメなのか…


 悪いサイドの自分が、私にささやく…

「おまえらしくもないな、逃げちまえよ、ウラジオストック経由で」

こんなふうになりたかった…


 夜勤明けの午前中、茫洋とした気持ちで駅前のロータリーを歩いていると、突然パチンコ屋からファンファーレがなり、私は吸い込まれるように店内に入った。


 すると新台コーナーになんとアニメ「未来少年コナン」をモチーフにしたパチンコ台が置かれていた。「未来少年コナン」は私が幼少時にNHKで放映されており、「戦争の愚かさ」、「環境(スローライフ)の大切さ」を教えてくれた不朽の名作である。それから二十余年、こんな形で再開するとは…。


 私は、「かつて捨てた女が、突然寄った港町のBARで甲斐甲斐しく働いているところを見つけ悲嘆の涙に暮れる船乗り」のような心境になった。


「ばかやろう、ずっと探してたんだぞ!」

私は思わずそう叫び、貸し玉機に千円札を入れた。


 リーチシーンになると数々の名場面が登場する。悪者が住むインダストリアに友人ラナを救いに行くコナン、 親友ジムシーとの駆け比べ、敵ながらも次第に心を通い合わせていくダイス船長とモンスリーの結婚…。全てがなつかしい。自然、滂沱の涙があふれ、パンチの店員が訝しそうにこちらを見ているのも全く気にならなかった。


「ありがとう、コナン!また会いに来るぜ!」

そのとき、私の高級財布、プラダにはあるべき筈の3万円がきれいになくなっていることに気付いた。そう、二時間程度打っただけなのに、パチンコ屋に3万円ももっていかれたのである。


 私は、「かつて捨てた女が、突然寄った港町のBARで甲斐甲斐しく働いているところを見つけ、再会を祝したものの、ぼったくられて悲嘆の涙に暮れる船乗り」のような心境になった。


 明日から給料日までご飯は、塩ご飯のみです…

タフガイたち


 日本において「萌え」現象はもはや当たり前の事象となり、その市場規模は4千億に上るという。私自身は、小学生時代にガンダムに出てきたセーラさんに萌えたぐらいで、「メイド喫茶」だとか「ネコの耳を着けた女性」に萌えたことはなく、その嗜好にはいささか理解に苦しむ。


 ただ「萌えたやつ」がいるからこそ、4千億もの市場が形成されたわけで、オタクたちがいいように搾取されている光景を思うと、目頭が自然と熱くなる。ここは何とかして、男性サイドも女性達を萌えさせないといけないのではないだろうか?


 最近、どうも中性的な男が増えてきた印象が強い。特に「電車男」の体たらくぶりといったら、またこの創作を見て「もしかしたら俺にもこういうチャンスがあるかもニャ!」といった妄想を抱く男の存在といったら、何ともいえない絶望感におそわれる。


 やはりこれからの日本男子は、チャールズ・ブロンソン、ブルース・ウィルス、サニー千葉といったタフガイたちに活路を見出すべきだろう。そうしたタフガイたちが増えれば、ヨンさまだとかベッカムさまに浮かれるジャパニーズ・ガール達も戻ってくるに違いない。


 必須アイテムとして、まずはシガー(:出来ればハバナ産の葉巻がベター)。ワイルド・ターキーなど強い蒸留酒とあわせてアピールしたい。(未成年であれば、ブラックコーヒーでかまわないだろう。)


 次に愛車はバイクもしくは大排気量のアメ車(:最低限DODGEラムバンぐらいには乗りたい。ブレイザー辺りでお茶を濁すとタフガイか、チーマーか区別がつかなくなる恐れがある。)。学校、バイト先、職場にレイバンのグラサンで乗り付けたいところだ。


 そして週末は海か川原でバーベキュー。ビアを片手にスペアリブを焼きながら、車やロックについて熱く語り合う。その際、もちろん上半身は裸という出で立ちで。


こんなんで萌えるわけないか…。



 中央省庁というところは滅茶苦茶仕事がハードで有名である。


  実は私も数年ほど前、今の会社から某省庁に2年間出向させられたことがある。何で私のようなアバウトで怠業を繰り返す人間を人事部が選んだのか…。
  本人ですら理解に苦しんだ。今考えると「刺客」的意味合いで送り込まれたのであろう。

 で、想像以上に仕事はハードであった。もう終電で帰れたらラッキー。大抵午前3時頃タクでご帰還、4時間ぐらい寝て、また朝の満員電車に揺られる日々が1年ほど続いた。

 しかし尋常でないほど図々しい私は出向で来ている分際で、すぐに遅刻常習者となっていった。

 聡明な私は思った。これは何かがおかしいと。

 基本的に仕事は食っていくための手段に過ぎず、自分のプライベートライフを充実させてこそ豊かな人生であるというモットーが私にはある。

 そこで職住近接論に造詣の深い私は、「会社の寮から会社に通う」という不毛な行為をやめ、「中央省庁に住む」という英断を下したのだ。

 というのは実際、省庁では快適に暮らせるのである。食事は食堂で取ればよい。馬鹿食いしたいときは農林水産省の食堂へ、すこしリッチな気分を味わいたいときは外務省の食堂に行けばよい。

 また洗濯もクリーニング屋が庁舎内にあるので全く問題ない。さらに余り知られていないが大体中央省庁には床屋若しくは美容院が常設されている。


  あと風呂はどうなのか?という疑問もある。だが風呂はあるのだ。私が行った省庁では地下にでかい風呂があった。湯出口には誰かがドンキで買ってきたと思しき金色のライオンが装着され、ライオンの口からお湯が出ていた。風呂に入るときは通常、守衛さんの許可を貰わないといけないが、毎日通う私は直ぐに顔パスとなった。


風呂に入った後は、持ち込んだ冷たいビアーでのどを潤し優雅にリラックス、応接用のふかふかソファーで爆睡。

  こうして私は出向最後の1年間、無遅刻無欠席ですごした。これは私を良く知る人間なら奇跡か大嘘か判断に迷うであろう。著名な劇作家井上ひさし氏も駆け出しの頃、「NHKに住んでいた」エピソードは有名である。


 彼はNHK会長専用のトイレで用を足しているところを守衛に捕まるという凡ミスで退去させられたが…。そう、役所は住めるのである、簡単に。ぜひ省庁、若しくは出向中のタフガイたちには実践してもらいたいテクである。


ってしないよね、普通…。

似ている…

 同僚に角刈りで長身痩躯な体格の男がいる。


 念入りにカットされ、コームをあてた角刈りはトスカーナ産糸杉のようで、また戦前テイストな丸眼鏡の奥の瞳はわが国を憂う光を帯びている。

 まさに226事件の青年将校を髣髴とさせる風貌で、2マイル離れたところから見ても奴だ!と認識できる稀有な存在。


 ただ仕事もプライベートも完全なる理想主義者で、いささか柔軟な対応に欠ける。こうした男はえてして人受けが悪い。特に女性には。なんとかしなくては…。


 そこで私はソルボンヌを首席で卒業した頭脳をフル回転させた。こういうときはあだ名をつけるに限る。


[候補]

・軍曹

・隊長

・キャプテン

・大佐

・角刈り


 部下達にヒアリングしたところ、小泉政権が爆勝したように「角刈り」が圧倒的支持を受ける。(ちなみに2位は軍曹。)


私は、部下たちの範として同僚をニックネームで呼ばなければならない。

「おーい、角刈り!そこの書類とって!はやく、はやく!」


歴史は繰り返す。226事件のように血の雨が降るであろう…。