今年は「職場のメンタルヘルス研修」で「パワーハラスメント」に関する研修内容の要望が多い一年でした。

12月12日 厚生労働省の「職場のパワーハラスメントに関する実態調査」の報告書が報道発表されました。

「職場のパワーハラスメントに関する実態調査」
全国の企業・従業員を調査し、パワーハラスメントが発生する要因や予防・解決に向けた課題を検討~
http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=182365

調査時期:2012年7月~9月
調査方法:アンケート
調査対象:企業、従業員 
企業調査は計4,580社、従業員調査は計9,000名から回答あり

 今回の調査結果から、パワーハラスメントの予防・解決への取組は、以下の3点を意識して進めることが重要であると言われています。
以下は調査結果を要約しました。(原文は厚生労働省HPをご参照ください) → 
http://wwwhaisin.mhlw.go.jp/mhlw/C/?c=182365

(1)企業全体の制度整備
 ・相談窓口が活用され、解決につなげるアクションを促すような仕組みづくりが必要。
 ・パワーハラスメントに関する研修制度の導入。
 ・就業規則などの社内規定にパワーハラスメント対策を盛り込む等
(2)職場環境の改善
 ・パワーハラスメントの実態を把握・解決につなげるアクションは、職場内のコミュニケーション活性化が課題である。
・パワーハラスメントが生じにくい環境整備。
・パワーハラスメントに関する相談がしやすい職場環境を作ること。
・職場における働き方の見直し(労働時間や業務上の負荷によりストレスが集中することのないよう配慮すること)
(3)職場におけるパワーハラスメントへの理解促進
・ 「職場のパワーハラスメントの予防・解決に向けた提言」をもとに、各企業は、自社の状況を踏まえ、労使の話し合いのもと、会社としてのパワーハラスメントについての考え方を整理し、職場においてパワーハラスメントの予防・解決への意識啓発を進めることが必要である。
・パワーハラスメントの予防・解決への取組を進め、従業員の関心が高め、しっかりと相談に対応していく中で、各種取組の効果が現れ、将来的にはパワーハラスメントをなくすことにつながると考えられる。

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(佐藤より)
実際にパワーハラスメントが起きている職場では、周囲の人は「見て見ない振り」をしていることが多い、という話を聴きます。
パワーハラスメントをしている人は、自分がパワーハラスメントをしていることに気が付いていないようです。
佐藤の個人的意見ですが、パワハラをしている本人にパワーハラスメントと業務上指導の違いと職場内のコミュニケーション方法について、学び・理解・訓練するための教育研修が必要だと考えています。
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