引用元:eiga.com

 

 

◼️原題または英題:Star Wars: Episode V - The Empire Strikes Back

◼️製作総指揮:ジョージ・ルーカス

◼️監督:アービン・カーシュナー

◼️出演:マーク・ハミル

    ハリソン・フォード

    キャリー・フィッシャー

◼️1980年 アメリカ 124分

 

 

 

 

大ヒットSFシリーズ「スター・ウォーズ」の第2作。

帝国軍のデス・スターを破壊し、反乱軍が一矢を報いてから3年。

帝国軍は猛反撃を開始し、反乱軍は極寒の惑星ホスに新たな秘密基地を築いて時をうかがっていた。

しかし、帝国軍の攻撃によりホスの秘密基地からも撤退を余儀なくされ、反乱軍は窮地に立たされる。

そんな中、ルークはフォースの修行を積むため、惑星ダゴバにいるというジェダイ・マスター、ヨーダの元を訪れる。

一方、ホスから逃げ延びたハン・ソロとレイア姫は、ハン・ソロのかつての仲間ランドを頼って雲の惑星ベスピンにたどりつくが、一行はランドの裏切りによってダース・ベイダーに捕らえられてしまう。

仲間の危機を知ったルークは救出に向かい、ダース・ベイダーと対峙するが……。

後に製作された新3部作とあわせたシリーズの第5部(エピソード5)にあたる。

引用元:eiga.com 

 

 

「ルーク、私はお前の父だ」

このセリフは、映画史上もっとも有名なひとことかもしれません。

 

心理的に観たとき、この場面は「人が自分らしさを手に入れるための大きな通過儀礼」のようにも見えます。

 

 

 

父親を「知る」ことは、自分を見つめ直すこと

 

 

ルークは、父を敵だと思っていました。

でも実は、自分の中にもその父と似た部分があることを知ってしまいます。

これは、誰にでも起こりうることです。

 

「嫌いだった親に、自分が似てきている」と気づいたとき、人はとても複雑な気持ちになります。

その葛藤こそが、ルークが本当の自分と出会うきっかけになっていくのです。

 

 

 

ヨーダという“心の先生”

 

 

ルークにとって、ヨーダはただの師匠ではなく、心の声を形にしたような存在です。

 

「やるか、やらぬかだ。試しなどいらぬ」

——この言葉には、「迷っている自分」を卒業しなさいというメッセージが込められています。

 

心理セラピーでも、自分の進みたい方向が見えてきたとき、誰かに背中を押されることがあります。

ヨーダはまさに、そういう存在です。

 

 

 

ダークサイド=感情に飲まれること

 

 

ヨーダは、怒り・恐れ・憎しみを「ダークサイド」への入り口だと言います。

これは、精神的に不安定なとき、人が抱える感情とよく似ています。

怒りや恐れは、どれも自然な感情ですが、それに支配されると、自分らしさを失ってしまうのです。

 

 

 

父を“敵”ではなく“人間”として見ること

 

 

ルークは最初、ダース・ベイダーを拒絶します。

でも物語の後半では、「父もまた、苦しんでいた一人の人間だった」と気づいていきます。

 

これは、精神科の面接でもよくある心の変化です。

「親は完璧ではない。でも、自分なりに精いっぱい生きていた」

そんなふうに思えるようになると、人は前に進めるようになります。

  

 

「親との葛藤」は、私たちが自分の人生を歩み出すために避けて通れないテーマです。

 

ルークの叫びは、きっと誰の心の中にもある「痛み」と「自分らしさの目覚め」の始まりだったのかもしれません。

 

 

 

※私の著書、発達障害のいいところを書いています〜