画像引用元:eiga.com
◼️監督:黒沢清
◼️出演:吉岡睦雄
小日向星一
◼️2024 45分
「CURE キュア」「回路」「ドッペルゲンガー」などのサスペンス、
ホラー作品でも知られる黒沢清監督が手がけたオリジナルの中編作品。
あるチャイムの音をきっかけに、
料理教室で講師を務める主人公の日常に異変が起こるさまを描く。
料理教室で講師として働いている松岡卓司。ある日のレッスン中に、生徒のひとりである田代一郎が
「チャイムのような音で、誰かがメッセージを送ってきている」と
不思議なことを言い出す。
事務員のあいだでも田代は少し変わっていると言われているが、
松岡は気にせず接していた。
しかし別の日の教室で、
田代は「自分の脳の半分は機械に入れ替えられていてる」と言い出し、
それを証明するために驚きの行動に出る。
これをきっかけに松岡の周囲で次々と異変が起こり始め……。
メディア配信プラットフォーム「Roadstead」のオリジナル作品第1弾として製作され、
「Roadstead」で2024年4月12日からデジタル販売された。
2024年8月から、
東京のミニシアター「Stanger」の配給で劇場上映。
引用元:eiga.com
「Chime(チャイム)」が鳴り続ける怖さ〜😱
本作は、メディア配信プラットフォーム「Roadstead」の
オリジナル作品第1弾として製作された。
現在、東京のミニシアター「Stanger」の配給で劇場上映中。
本作は、何かのきっかけで不穏な空気が伝染していく〜
そして「Chime(チャイム)」が鳴り続ける〜
視覚的にも聴覚的にも不穏さが続く本作。
私には不穏すぎてキツかったかも〜
ところで、私の職場に自分主体の人がいる。
悪い人ではないが、良く言えばマイペースな人であり、
悪く言えば他者視点がない。
社会生活を営む上で、暗黙のルールがある。
しかしその人は、暗黙のルールを破って
人の中に入り込んでくる。
そういう人がいると、職場全体がイライラした空気に包まれる〜
本作のように不穏な空気が伝染していく〜
すると普段、鍵をなくしたりしないような人が鍵をなくしたり、
何か異変が起きる〜
こうやって「Chime(チャイム)」がみんなに伝染していく〜
本作では、料理教室の生徒、田代が最初にチャイムが聞こえたと言っていたが、
今考えると、料理教室の講師、松岡(吉岡睦雄)の方が無表情で違和感を放っていた気もする〜
自分主体で動く、他者視点がない社会は「Chime(チャイム)」が鳴り続け、
社会全体を狂気に導いていく〜
★2024年6月1日発売★
★映画を例にとり、私の考えをまとめました★