画像引用元:eiga.com
◼️原題:La Casa Lobo
◼️監督:クリストバル・レオン
ホアキン・コシーニャ
◼️2018年 🇨🇱 74分
チリの2人組監督クリストバル・レオン&ホアキン・コシーニャの
初長編作品で、ピノチェト軍事政権下のチリに実在した
コミューン「コロニア・ディグニダ」に着想を得て制作したストップモーションアニメ。
美しい山に囲まれたチリ南部で、「助けあって幸せに」をモットーに掲げて暮らすドイツ人集落。
動物が大好きな少女マリアは、ブタを逃してしまったために厳しい罰を受け、
耐えきれず集落から脱走する。
森の中の一軒家に逃げ込んだ彼女は、
そこで出会った2匹の子ブタにペドロとアナと名づけて世話をするが、
やがて森の奥からマリアを探すオオカミの声が聞こえてくる。
マリアがおびえていると子ブタは恐ろしい姿に変わり、
家は悪夢のような世界と化す。
2018年・第68回ベルリン国際映画祭フォーラム部門でカリガリ映画賞、第42回アヌシー国際アニメーション映画祭で審査員賞を受賞した。
引用元:eiga.com
真新しいストップモーションアニメ〜✨
2023年に本作を映画館でみたのですが、
囁くようなセリフで進む為、うっかり寝てしまいました〜💤
U-NEXTに本作が入った為、今回はしっかり見ましたよ〜
しかも、U-NEXTでは最後に解説がついていてよく理解できました〜✨
ピノチェト軍事政権下の”チリ”に実在した
コミューン「コロニア・ディグニダ」。
創始者であるパウル・シェーファーは
ヒトラーを崇拝していた小児性愛者。
西ドイツを追われてチリへ、そしてピノチェト政権と結託。
「コロニア・ディグニダ」、表向きはユートピアのよう。
しかし、施設内では拷問・虐待・殺人が行われた。
本作の少女マリアは、森の中の一軒家に逃げ込む。
この一軒家は「コロニア・ディグニダ」のメタファーとなっている。
家は悪夢のような世界と化す。
併映の短編作品「骨」もホラーテイスト〜💀
「オオカミの家」で併映された「骨」は14分間の短編作品。
1901年に制作された(という設定?!)作者不明の
世界初のストップモーションアニメ。
少女が人間の死体を使って謎の儀式を行う様子を記録したもの。
「ミッドサマー」のアリ・アスターが制作総指揮に名を連ねた。
悪夢のような映像と共に不調和音が〜☠️
↓”悪夢”も診断の判断材料〜?!↓
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