画像引用元:eiga.com

 

 

◼️原題:The Phantom of the Opera

◼️原作:ガストン・ルルー「オペラ座の怪人」

◼️監督:ジョエル・シュマッカー

◼️出演:ジェラルド・バトラー

    エミー・ロッサム

    パトリック・ウィルソン

◼️2004年 アメリカ 141分

 

 

 

 

「キャッツ」「エビータ」などの大ヒットミュージカルを生みだした作曲家アンドリュー・ロイド=ウェバーが、

ガストン・ルルーの小説をもとに手がけたミュージカル「オペラ座の怪人」を映画化。

ロイド=ウェバー自身が製作・作曲・脚本に参加し、

「バットマン フォーエヴァー」「フォーン・ブース」のジョエル・シュマッカー監督がメガホンをとった。

19世紀のパリ・オペラ座では仮面をつけた謎の怪人・ファントムの仕業とされる奇怪な事件が続いていた。

リハーサル中に起こった事故をきっかけにプリマドンナの代役を務めることになった若きオペラ歌手のクリスティーヌは、

初主演となったその舞台で喝采を浴び、幼なじみの青年貴族ラウルとも再会を果たす。

クリスティーヌに才能を見いだしたファントムは、彼女に音楽の手ほどきをし、

クリスティーヌはファントムを亡き父親が授けてくれた「音楽の天使」と信じ、プリマドンナへと成長する。

ラウルに愛されながらも、孤独な魂と情熱を持ったファントムに心をひかれていくクリスティーヌだったが、

ある時、ファントムの仮面の下に隠された秘密を知ってしまう。

ファントムをジェラルド・バトラー、クリスティーヌをエミー・ロッサム、ラウルをパトリック・ウィルソンが演じ、

ミュージカルシーンの歌唱もすべて本人が担当。

スワロフスキー・クリスタル製のシャンデリアをはじめとした豪華絢爛な美術と衣装や装置なども見どころで、

アカデミー賞では撮影賞、美術賞、歌曲賞にノミネートされた。

日本では2005年1月に公開され、興行収入42億円の大ヒットを記録した。

2024年6月、20周年を記念して4Kデジタルリマスター版でリバイバル公開。

引用元:eiga.com 

 

 

大音量で楽しめました〜♪

 

 

2024年7月に劇団四季のミュージカルを見に行く予定です〜🥀

 

予習にピッタリの4Kリマスター版が上映中〜🎬

大音量で楽しめました〜♪

 

「オペラ座の怪人」は、1909年のガストン・ルルー(仏)の原作から始まり、何回も映画化されています。

 

本作は、作曲家アンドリュー・ロイド=ウェバーのミュージカル「オペラ座の怪人」の映画化。

(ケン・ヒル版の方が原作に近いようですね!)

 

ファントム、クリスティーヌ、ラウルがメインのお話になっています。

 

 

 

 

原作とミュージカル(本作)の相違点〜

 

 

☑︎原作:ホラーテイスト👻

何が原因かわからないが、ファントムは顔の傷のように心の傷を負っている。

それをクリスティーヌが母性的に治すストーリー♡

 

最後、クリスティーヌがファントムにキスをするところは原作もミュージカルも同じですが、

原作は額へのキスですので、母性的な関わりのキスの要素が強いでしょう〜

 

 

☑︎ミュージカル(本作映画):ファントムもクリスティーヌも心に傷を負って惹かれた仲。

精神科で言う、複雑性PTSDを含むトラウマ関連障害を患っている。

(ファントムとクリスティーヌの心の傷の程度は天と地との差があるのですが…)

 

この唇へのキスは、本当の恋愛というよりは、

お互いの心の傷を癒やしあうキスって感じでしょうか?

 

クリスティーヌはこのキスによってトラウマが治ったと解釈でき、

ファントムはこのキスによって人間的な成長ができたと考える。 

 

 

ラストは〜 

☑︎原作:ファントムは死ぬ→クリスティーヌとラウルで埋葬

→ファントムはキスでトラウマが治り、成仏できた。

 

☑︎ミュージカル(本作):ファントムはクリステーヌのお墓に薔薇と指輪を置いていた🥀

→影から見守り続け、二人を応援した。

→ファントムはクリスティーヌに本当の父親的な愛情を注げるようになった〜

 

 

以上のように考えましたが、そう考えるとミュージカルバージョンの方が深いかも〜♡

両方とも切ない話ですけど…ね…😢

 

 

 

↓トラウマ関連障害、PTSD、複雑性PTSDについても触れています〜  

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