画像引用元:eiga.com
◼️監督:ヴィム・ヴェンダース
◼️出演:役所広司
◼️2023年 124分
「パリ、テキサス」「ベルリン・天使の詩」などで知られる
ドイツの名匠ビム・ベンダースが、役所広司を主演に迎え、
東京・渋谷を舞台にトイレの清掃員の男が送る日々の小さな揺らぎを描いたドラマ。
2023年・第76回カンヌ国際映画祭コンペティション部門で、
役所が日本人俳優としては「誰も知らない」の柳楽優弥以来
19年ぶり2人目となる男優賞を受賞した。
東京・渋谷でトイレの清掃員として働く平山。淡々とした同じ毎日を繰り返しているようにみえるが、
彼にとって日々は常に新鮮な小さな喜びに満ちている。
昔から聴き続けている音楽と、休日のたびに買う古本の文庫を読むことが楽しみ
であり、人生は風に揺れる木のようでもあった。
そして木が好きな平山は、いつも小さなフィルムカメラを持ち歩き、
自身を重ねるかのように木々の写真を撮っていた。
そんなある日、思いがけない再会を果たしたことをきっかけに、
彼の過去に少しずつ光が当たっていく。
東京・渋谷区内17カ所の公共トイレを、世界的な建築家やクリエイターが改修する「THE TOKYO TOILET プロジェクト」に
賛同したベンダースが、東京、渋谷の街、
そして同プロジェクトで改修された公共トイレを舞台に描いた。
共演に新人・中野有紗のほか、田中泯、柄本時生、石川さゆり、三浦友和ら。
カンヌ国際映画祭では男優賞とあわせ、キリスト教関連の団体から、
人間の内面を豊かに描いた作品に贈られるエキュメニカル審査員賞も受賞。
また、第96回アカデミー賞の国際長編映画賞にノミネートされた。
引用元:eiga.com
※ネタバレしてしている場合がありますので、
鑑賞後に読んでください〜
この余白感が好き〜♡
映画見た後の余韻が続きすぎて〜
ずーっとこの映画の内容に浸っていました〜✨
ヴィム・ヴェンダース監督作品「PERFECT DAYS」
この余白感が好きすぎます〜♡
最後の平山さん(役所広司)の表情から、
あれやこれや考えるのが楽しかった〜
☑︎平山さんは、家族との何らかがトラウマで、
考えない、思い出さないように修行僧みたいな
強迫的なルーチンワークをしていたのか?
トイレ掃除なんて、一種の瞑想状態、マインドフルネス〜
家族に関する考えが浮かぶと気持ちが落ち込むので、
それを跳ね除ける為にトイレ掃除という”瞑想”をしていたんじゃないか?
トイレを磨き上げるように自身の心、頭も磨き上げる、整理整頓する〜
☑︎一方、人生をもう少し極めれば、
平山さんのような仙人みたいな人になれるのか?なんて考えたり〜
日常のちょっとした変化を楽しめる洗練された人物、平山さん〜
人生の達人です〜✨
などと、色んな考えが頭を巡りました〜
結論、人がどう思おうと、自分が「PERFECT DAYS」を過ごせれば
人生はそれが一番いい〜✨
平山さんみたいな仙人みたいな生活にはまだ程遠い私〜
まだまだ、刺激のある日々が欲しい〜
映画としては余白感があり、色々考える点でパーフェクトだったけど、
平山さんの生活をパーフェクトかと言われれば、物足りないかな〜
音楽のセンスが良すぎる〜♪
しかし、あの音楽のセンスには脱帽しました!
途中、ルー・リードの楽曲「PERFECT DAY」が流れてくるや否や、
大好きすぎる曲と映画の題名の一致により心の中で喜びの悲鳴が、笑
嬉しい瞬間でした〜♪
他の曲も好きなものが多く、楽しめました〜
あの4:1のスペクトラム比率の画面も良かったな〜
追記〜
色んな方面から考察できる、どう書こう?と
レビューを放置してたらなんと1ヶ月が過ぎてた〜笑
ところで、映画をよく見ているといいことがあるものです〜
先日、外食していたら隣がニューヨークから来た外国人の男性でした〜
日本が好きらしく、日本酒、寿司、天ぷら、和牛を食べに行くんだと意気込んでいました〜
日本人について知りたがって、色々質問してくるので、
答えていたら、なんと「ゴジラ」が好きと言い出し〜🦖
黒澤明監督の「7人の侍」「用心棒」が好きだと〜
飛行機の中では「深夜食堂」を見ながら来たなど話していました〜
「ゴジラ」好きなアメリカ人多いですね〜
日本好きとのことで「PERFECT DAYS」知っていますか?と聞いたら、
知らないと言うので、見た方がいいと勧めておきました〜笑
「Oh! koji yakusyo!!」と日本の俳優に詳しい詳しい、笑
外国の方と映画の話をするのは楽しいですね〜