画像引用元:eiga.com
■原題:Le mepris
■原作:アルベルト・モラヴィア「軽蔑」
■監督:ジャン=リュック・ゴダール
■出演:ブリジット・バルドー
ミシェル・ピコリ
フリッツ・ラング
■1963年 102分
名匠ジャン=リュック・ゴダールが
スター女優ブリジット・バルドーを主演に迎えて手がけた長編第6作。
イタリア人作家アルベルト・モラビアの同名小説をもとに、
ある夫婦に訪れる愛の終焉を、
斜陽化の進むヨーロッパ映画産業の問題と絡ませながら描いた。
脚本家のポールは映画プロデューサーのプロコシュから、
フリッツ・ラングが監督する
大作映画「オデュッセイア」の脚本の手直しを依頼される。
ポールと妻で女優のカミーユはプロコシュの自宅へ招かれるが、
ポールが遅れて到着するとカミーユの態度はなぜか豹変しており、
彼に対して軽蔑のまなざしを向ける。
やがてポールとカミーユは映画のロケのため、
カプリ島にあるプロコシュの別荘を訪れるが……。
脚本家ポール役を「昼顔」のミシェル・ピッコリ、
映画プロデューサーのプロコシュ役を「シェーン」のジャック・パランスが演じる。
巨匠フリッツ・ラング監督が本人役で出演。
日本初公開は1964年。
2017年9月にはデジタルリマスター版が公開。
引用元:eiga.com
ゴダール監督の自己投影的な映画とも言える〜🎬
ブリジット・バルドーの出演は見たいけど、
なんだか難しそうな題名で放置していた作品。
『アデュー・フィリピーヌ』のおまけ的な短編2本が、
本作『軽蔑』の裏側をジャック・ロジエ監督が撮影したドキュメンタリーだったもので、
本作を見ることになったのだ。
原作はアルベルト・モラヴィアの同名小説。
本作撮影の2年前に結婚したばかりの妻アンナ・カリーナとの
愛の問題に苦悩したゴダール自身の自己投影と思われる映画。
冒頭の♡シーンは、アンナ・カリーナ✖️ゴダール監督の♡シーンの再現?
結婚したことがある人であれば
喧嘩の内容はわからなくはないであろう〜笑
あのフリッツ・ラング監督が出演〜🎬
あのSFの古典的大作『メトロポリス』(1927)の
フリッツ・ラング監督が出演していたのは嬉しかった〜♡
本作『軽蔑』撮影時のヨーロッパの映画産業の斜陽化と同時に、
ハリウッド化への警鐘と不安をラング氏が述べている。
ラング監督が述べると、深みが違いますね〜
本作は、価値ある映画だと思いました〜✨
カプリ島周辺の海の美しさ〜🌊
愛の悩みや映画業界の深い悩みを見つつ、
当時の地中海の美しさを見れるのは目の保養〜🌊
カプリ島に行ってみたい〜🏝️
別荘地の家具や、バルドーのファッションは
どこを切り取っても絵になる〜✨
うっとり眺めても素敵な作品〜🎬