画像引用元;eiga.com
■原題:The Elephant Man
■監督:デヴィッド・リンチ
■出演:ジョン・ハート
アンソニー・ホプキンス
■1980年 124分
19世紀末のロンドンを舞台に実在した奇形の青年ジョン・メリックの悲劇の人生を、
「イレーザーヘッド」のデビッド・リンチ監督が描き、
鬼才リンチの名を世界にとどろかせた名作。
見世物小屋で「エレファント・マン」として暮らしていた青年メリックの前に、
ある日、外科医のトリーヴスという男が現れる。
メリックの特異な容姿に興味を持ったトリーヴスは、メリックを研究材料にするため、自分が勤める病院に連れ帰ることに。
何も話さず怯え続けるメリックを、周囲は知能が低いと思っていた。
しかしある時、メリックが知性にあふれた優しい性格であることが判明するが……。
日本では1981年に初公開。
作品誕生25周年を記念した2004年にはニュープリント版、
本国公開から40年を迎えた2020年には4K修復版でそれぞれリバイバル公開される。
引用元:eiga.com
映画館で鑑賞🎬
子供の頃、ポスター見て「怖い〜」と思っていた、汗
まさか、この年で見ることになるとは!!
実在した奇形の青年ジョン・メリック氏の人生を、
デヴィッド・リンチ監督が描いた。
『エレファント・マン』はデヴィッド・リンチ監督だったのですね!!
『ブルーベルベット』は見ましたが、暴力系で私はちょっと…汗
(私のFilmarksに入っています)
ジョン・メリック氏は「プロテウス症候群」ではないか?と言われているようです。
今は、福祉による補償や就業サポートがありますが、
19世紀は、障害のある方は「見世物小屋」で生計をたてていたというのは、
改めて驚かされたことでした。
外科医(トリーヴス)役がアンソニー・ホプキンス氏!!
「羊たちの沈黙」「ファーザー」の印象〜♪
若い時、カッコいいですね!
最初は、疾患としての興味から近づくトリーヴス医師ですが、
次第にジョン・メリック氏の中身が一般の人と変わらないことに気づく。
むしろ、心がとても優しい青年♡
上層階級からの訪問者も増え、
トリーヴス医師は、「興行師バイツとやっていることは変わらないのでは?」
という疑問を持つ。
桟敷席から演劇を鑑賞したり、
貴族、皇族の慈悲の対象となっていくジョン・メリック氏。
しかし、彼が求めていることはそういうことではない。
みんなから同情の目や偏見で見られることではない。
彼は、普通のありふれた生活を望んでいた。
「人間らしく生きること!」を。