錯覚からの脱出(前編) | メンタルコミュニケーションで柔軟性と豊かさを 抵抗をすりぬけるお見通し術

錯覚からの脱出(前編)

詐欺にあわないために。


これは詐欺だ!!って直ぐに気付けたら凄いですね。


最近の詐欺も心理学バッチリ勉強しているのではないかと

思うくらい、巧妙に人の心につけいってきます。



振込め詐欺は今でも横行するようで、

銀行のATMの前には、振込め詐欺注意のポスターが

沢山貼られていますし、

銀行担当の方も、目を光らせています。


それでも、振込め詐欺がなくならないのは。。




私の父も義理の母も、高齢で、

何度か、振込め詐欺からの電話を受けたことがあるようです。


まぁ、二人とも、さらっとしていて、

詐欺からの電話がかかってきても

子供は居ない。

今、子供は隣にいる。

あなたはどなた?

そんなもん知らん・・


などと、言い放ってしまうそうです。

この冷静さというか、

肝が据わっているというか、

頼もしい限りです。



普段からの家族間の信頼関係や、

何かあった時の連絡ルールなどが

しっかりとしていれば、

当然、この程度の詐欺なら無視もできます。



では、詐欺にあってしまう方の傾向を見ていきましょう。




詐欺は、基本、人が感じている「大切にしている物(者)」に着目します。

家族は、ご高齢の方にとってはかけがいのないものになっていると

一般化できます。

そして、その家族の一大事を大袈裟に騒ぎ立てることで、

相手を動揺した状態に陥らせ、

判断ができない、心理状態にしていきます。


通常、警察だの、弁護士だのを言われてしまえば、

一般的に、心臓がドキドキし始め、

何か重大な出来事が起こっていると、

自動的に錯覚してしまう傾向があります。



この錯覚は「思い込み」です。



それは、警察や弁護士などは、普段からお世話になる人達ではなく、

と~~~~っても偉い人達で、身近な存在ではないわけですから、

ましてや、法を遵守する立場の人達ですから、

「別格のお人」であり、「絶対の存在」と考えがちです。


そして、その別格の人たちが、理路整然と専門用語を並べ、

お宅のお子さんが悪い!とまで言われると

親として、

子供が何かしでかした・・ と言うことが前提になってしまいます。

そして、少しでも助けてやりたい、なんとかしてやりたい。。

親心がどんどん揺さぶられます。

すると、心が、どんどん内側に向いてしまい、

周りの声すらも聞こえなくなり、

冷静な判断などできない心理状態になります。



そこが、狙い目。



「冷静な判断をさせない」所がキーワードです。



人生経験たっぷりの大先輩ですから

少しでも冷静になれれば、騙されてしまうところまでには

至らないように思えます。

周りの声に気づけば、自分の行動にチェックをすることが

できるかもしれません。





冷静な判断が出来ない時というのは、

このような状況に限らず、普段の社会生活でも

実は多くあります。



では、この状況をどう脱出すべきか、

考えてみましょう。



気づいて頂きたいのは、


錯覚を「現実の出来事と思い込んでいる」


と言うことです。


この様な時に、行なっていただきたいのは、


「錯覚を起こしている事に気づく」ことです。


しかし、簡単には、気づくことが出来ません。


思い込んでいますし、自分の心の中で、

出来事が、事実となり、一大事ですから、

心が負のスパイラルに陥ります。



では、どうするのか・・


答えは次回に・・


Ciao!