効果のあるカウンセリングに

必要な３つの要素というテーマで連載しています。

その３つとは、

【序章】効果大＋効果が持続する心理カウンセリングに必須の３つの要素

傾聴共感

潜在意識の活用

日常生活での対処法

今回は「潜在意識の活用」についてです。

根深い問題は思考レベルでは解決できない

傾聴共感で、

相談者さんの心を開きました。

心を開いた相談者さんは、

防御を解いて、

変化を受け入れる

準備ができています。

そこで、いよいよ問題を解決していきます。

心の問題を解決するには、

潜在意識に働きかけることが不可欠です。

根深い問題は、

表層意識（思考）レベルでは解決できません。

だって、

「そんなふうに考えられない」

から悩んでいるわけですから。

潜在意識の活用法には、

① 潜在意識からメッセージを受け取る

＝「気づき」を得る

② 潜在意識の書き換え

の２つがあります。

なぜ「気づき」が重要なのか？

「人は苦しみ以上に

それに理由がないことに

耐えられない生き物である」

かの大哲学者ニーチェの言うとおりです。

ですから、苦しみの原因を

知りたがる人は多いです。

原因が分かると

「私は悪くなかった」

「ほんとは、愛されていた」

といった自分を肯定する気づき

が得られます。

心理カウンセリングを受けて

苦しみの目的がわかると

「ああ、あの時の苦労は無駄じゃなかった」

と思えるようになります。

その経験をとおして、

人は 「人生に無駄なことはない。

人生に起きることには、

すべて意味がある」 と、

自分の人生そのものを肯定できるようになるのです。

では、気づきを得るためには

何をしたらいいでしょうか？

「気づき」を得る方法

ゲシュタルト心理学では、

人には3つの意識領域がある

と考えています。

気づきを得るためには

3つの意識領域すべてを使います。

⒈ 外部意識領域（五感・イメージ）

⒉ 中間意識領域（思考）

⒊ 内部意識領域（体感）

ゲシュタルトとは

「意味のある全体像」です。

五感、体感、思考

3つすべての領域に意識を向けることで

考えているだけでは思いつかないこと

つまり、気づきが得られるのです。

だから、心理療法では

言葉を唱えるだけでなく（思考）、

周囲で起きていることを観察したり

イメージを使ったり（五感）

体の感覚に意識を向けたり（体感）

するのです。

明日は「潜在意識の書き換え」

についてお伝えします。

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　傾聴共感

　潜在意識の活用法

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潜在意識の使い方＆仕組み

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