昨日の続きです。
2022年イグノーベル賞を受賞した研究で、次のことが明らかになりました。
・最も成功する人は、能力値が偏差値55〜60、つまり普通よりちょっとだけ才能があり、たくさんの幸運に遭遇した人。
・16％の人は、幸運にも不幸な出来事にも遭遇しない平凡な人生を送る。
・40％の人は、幸運か不幸、どちらかの出来事にだけ遭遇する。
つまり、
・成功するのは、たくさんの運と少しの才能を持っている人。
能力の高さと成功は関係ない。
・運のいい人、悪い人というのは、同数存在する。
今回は、これらのことを参考にして、運を上げる方法を考えてみます。
世間で言われている「運をよくする方法」は運をよくしているのではない
あなたは「運を上げる方法」ときいて、どんな方法を思いつきますか。
「運をよくする方法」
でググると、次のようなものが出てきます。
・素手でトイレ掃除をする
・断捨離をする
・「ありがとう」を唱える
・パワースポットを訪れる
・新しいことに挑戦する
もし、これらのことで、
運気が上昇したと感じたのなら、
それは単に気持ちがポジティブになっただけです。
実際に、良いことが起きたのなら、
それは、もともとその人は運が良いのに、そのことを今まで自覚していなかったに過ぎません。
イグノーベル賞の研究を見返してみてください。
運の悪い人は、悪い出来事ばかりに遭遇するのです。
だから、上記のことをしても、余計に事態が悪化します。
たとえば、素手でトイレ掃除をしたら、バイキンが爪の隙間から入って、指が腫れてしまったりします。
運の悪さなめんなよ(^_^;)
運の本質
そもそも運というのは
環境や行動を変えても変わらないもののことを指します。
断捨離したり、「ありがとう」を唱えても変えられないものが運なのです。
身長みたいなものですね。
生まれながらに決まっているのです。
そんなこと言ったら、
運が悪い私はどうしたらいいの⁉
安心してください。
運の善し悪しと
幸福度は必ずしも一致しない
と思います。
お金がたくさんあるに越したことはないけど、
お金がたくさんあったら、必ず幸せになれるとは限らない。
同様に、運が良いに越したことはないけど、
運が良い人が、必ず幸せとは限らない。
のです。
僕は、不幸な出来事ばかりに遭遇する４割の中の一人だと思います。
いやいや、矢野さんは、心理カウンセラーや講師として、成功しているじゃないですか。
ありがとうございます。
実はそこにこそ、
運が悪い人が幸せに生きる秘訣
があるのです。
運が悪い人が幸せに生きる秘訣
運が悪い人が、
幸せに生きるための秘訣を
４つ考えてみました。
3. 上手くいっている分野を探し、そこに集中する
4. 運を上げようとせず、運命を信じる
次回から順番に説明しますね。
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