前回は、カウンセラーやコーチに
これからなろうと考えている人のために
カウンセラー、コーチ、ヒーラー、占い師…
それぞれに必要な資質
についてお伝えしました。
今回は立場を逆にして、
相談する側の場合、
心理カウンセリング、
コーチング、
コンサルティング、
ヒーリング、
占い…
どれを受けたらいいのか？
についてお伝えします。
「心理カウンセリング」を受けた方がいい人
今回取り上げる相談業務の中で
心理カウンセリングが
最も守備範囲が広いです。
ですので、何を受けたらいいのか分からない
のなら、とりあえず心理カウンセリング
を受けてみることをお勧めします。
心理カウンセリングは
目に見える問題が起きている場合でも、
問題が目に見えない
（あなたの頭の中にしかない
いわゆる「思い込み」）である場合でも、
対応できます。
問題が現実世界に存在している場合は、
その問題を消すことを目指します。
問題が現実の世界では起きておらず
「思い込み」である場合、
もしくは、
問題があなたの力の及ばないところで
起きている場合
（例えば、夫の暴力、成人した子の引きこもり等）
は、認知（考え方）を変える事で心を軽くする
ことを目指します。
つまり、問題が現実に存在しようが
思い込みであろうが、
本人が何かをすることで
問題を解決できる場合に限らず
本人が何をしようが
問題をなくすことは無理なケースであっても
どんなケースにも対応できるのが
心理カウンセリングの特長です。
また、とにかく
話を聴いてもらいたい
気持ちをわかってもらいたい
という人にも心理カウンセリングが適しています。
「コーチング」を受けた方がいい人
コーチングは、目で見える目標
数字で表せる目標（収入や体重）
を達成するためのものです。
ですから、目標が明確になっている人には
コーチングが適しています。
また、コーチングは
ビジネスコーチング、恋愛コーチング、
ダイエットコーチングなど
専門化しているものが多いです。
あなたの目標を専門にしたコーチを選びましょう。
コーチングとコンサルティングの違い
収入増を目的としたビジネスコーチング
と似ているものに
コンサルティングがあります。
この二つの違いは、
目指す売上額であることが多いです。
一般的にコンサルティングは
売上億超えを目標とする
法人や個人を対象にしています。
それに対してコーチングは、
これから起業する人や
売上3千万くらいまでを目指す
個人を対象にしていることが多いです。
自分が目指す収入に応じて
コーチングかコンサルティングか
選ぶといいでしょう。
また、ビジネスコーチングは、
売上増だけを目的としないのも
コンサルティングとの大きな違いです。
それについて詳しく説明します。
コーチングと心理カウンセリングの違い
多くのビジネスコーチングは
売上増だけを目標とするのではなく、
職場の人間関係改善や
自分の能力を高めたい
自分に合った仕事を見つけたい
ということを目標にしています。
これは純粋なコーチングというより
心理カウンセリングとのハイブリットです。
子育てコーチングも同様に
心理カウンセリングとのハイブリットです。
心理カウンセリングと
コーチングの大きな違いは、
コーチングは目標達成のために
行動することが不可欠なことです。
心理カウンセリングは
必ずしも行動することを必要としません。
あなたが、目標達成するためなら、
ダメ元でもアドバイスされたことをやる！
というなら、コーチングを受けるといいでしょう。
行動するのはシンドイ
という方は心理カウンセリングの方が向いています。
ただ、実態は心理カウンセリングであっても
コーチングと名乗っているものも多いです。
カウンセリングは病気の人が受けるもの
という偏見があるからなのでしょうね。
ヒーリングを受けた方がいい人
ヒーリングはエネルギー（気）を充填したり
気の流れを整えたりすることで
心身を元気にするものです。
ですので、
心身共に疲れている人に向いています。
私は、うつ症状のある人には
ヒーリングを勧めることが多いです。
言葉を使うカウンセリングでは
心は癒せても体は癒すことはできません。
お腹が空いている人に対して
いくら励ましても共感しても
元気になりませんよね。
うつ病のように、
心身共に疲れ果てている人には
エネルギーチャージが必要なのです。
「占い」を受けた方がいい人
占いは、
自分の進む方向性を決めたい時に向いています。
特に
Yes / No をはっきりさせたい時は
大いに参考になるでしょう。
実際に占いを受けるのは
彼と別れるか否か？
転職するか否か？
を決めたい人が多いですよね。
その決断が、自分や家族、社員の人生に
に大きな影響を及ぼす場合、
自分一人で決断することは難しいです。
その重圧に押しつぶされてしまいます。
そういう場合は、占いに頼ってみるのもいいでしょう。
経営者や政治家には、お抱え占い師がいる。
と言いますが、
彼らの決断は、会社や国の行末に
大きな影響を及ぼすので、
そんな重大な決断を一人でする
重圧に耐えられないからです。
以上、最後までお読みいただいてありがとうございます。
あくまで矢野個人の考えであるので、
絶対に正しいわけではありませんからね。
参考にした上で、
最後はご自身で判断してくださいね。
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