脳と心の関係が
さまざまな研究で明らかになってきています。
今回ご紹介する本は、
著者自身が脳出血で左脳の機能を
損ねた経験から、
左脳と右脳の役割の違いを
書いたものです。
ジルのTEDでの講演↓
ジルは、左脳の機能を失うことで、
右脳による至福体験をしました。
自分と世界との境界線がなくなり
すべてと一体化した感覚です。
実は矢野はカウンセリング中、
この状態になっています。
クライアントとの境界線がなくなり
クライアントの本当の問題や
その先にある望みが
浮かび上がってくるのです。
今回は、この本を元に
矢野の体験と考えをお伝えします。
脳の4つのキャラ
ジルは、脳は部位によって
4つの キャラを担っていると言います。
矢野の考えを含めてまとめてみました。 
今回のタイトルになっている
「脳の中にいる神」は、
<キャラ4> 右脳大脳皮質
に宿っているのです。
矢野がこの人はスゴイと思う
カウンセラー諸氏は、
皆セッション中に瞑想状態
になっています。
瞑想状態になると
このキャラ4が出てきます。
キャラ4をメインに使うことで
クライアントとつながった
状態になるわけですね。
「脳の中にいる神」
を使うカウンセリング
「クライアントのとりとめのない話
の中から、解決の糸口を
どうやって見つけるのですか？」
というご質問をいただくことがよくあります。
クライアントの話の内容（言葉）
を聴かないのが秘訣です。
言葉を聴かずに
クライアントの表情や仕草
声のトーンの変化
を観察します。
そのことで、自然と
キャラ4を使うことになるのです。
キャラ4を使うことで、
クライアントと一体となり
本当の問題とその先にある望みが
浮かび上がってきます。
多くのカウンセラーが
クライアントの話の内容（言葉）
を聴くことに集中しすぎています。
これは、キャラ1（左脳大脳皮質）が
メインに働いている状態です。
キャラ1は分析する脳ですから、
今までの症例と照らし合わせて
病名を診断したり
原因を究明することになります。
キャラ1を使っているカウンセラーは
目の前のクライアントではなく
自分の頭の中にある症例を
見ているのです。
これでは、クライアントの
本当の問題や望みに
辿り着くのは難しいでしょう。
矢野の『問題解決セラピスト養成講座』では
毎回、受講生さんに矢野が
カウンセリングをさせていただき
解説をいたします。
「脳の中にいる神」を使ったカウンセリング
の仕組みがよく分かりますよ。
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