「話し合い」は逆効果になることも

「ご夫婦でよく話し合ってください」

「お子さんと、よく話し合ってください」

 

というアドバイスを受けたことある方、多いのではないでしょうか?

 

それで、話し合ってみたところ……

 

いつものように喧嘩になってしまったり、
話し合いに応じてくれない相手に不満をつのらせ……
問題を余計にこじらせてしまうことが多いようです。

 

 

はっきり言うと、

関係性がこじれてからの話し合いは、

良い結果にならないことがほとんどです。

 

例えば、夫の浮気がバレ、

夫は浮気相手と別れた。

にもかかわらず、妻は夫のことを責め続ける。

 

夫は、それに耐えられず

家から足が遠のく。

 

妻はますます不満をつのらせ夫を責め立てる。

 

夫は別居したり

離婚を申し立てる。

 

妻はそれを望んでいないので、

鬱になるか

夫を恨み続けることになる。

 

これが「話し合い」の典型的なパターンだと思います。

 

では、どうすればいいのか?

 

 

 

喧嘩にならずに話し合うには

カウンセラーのような、第三者に入ってもらうのです。

 

その際、話はすべてカウンセラーなどに向かって言ってもらいます。

 

相手に向かって言うと、

いつものように

喧嘩になってしまいますので。

 

 

夫の浮気が原因で離婚の危機に瀕している夫婦を例に説明しましょう。

(「カ」はカウンセラーです)

 

妻「夫は3年もの間、浮気していたんです」

 

夫「(妻に向かって)だから、別れたって言ってるじゃないか!」

 

カ「発言は、すべて私に向かってお願いします」

 

夫「(カウンセラーに向かって)その女性とは、完全に別れました。まったく会っていません。

妻は信じてくれていないようですが」

 

妻「じゃあ、なんでいつも帰りが遅いのよ。休みの日だって、家にいないし!

あっ、すみません。

(カウンセラーに向かって)

別れたと言っているのに、

いまだに帰りが遅いんです。

休日も家にいないし。

別れたのなら、そんなのおかしいですよね」

 

 

こんなふうに、お互いに向かって話さなければ喧嘩になりません。

 

それに、第三者に話すのですから、冷静に話すことができます。

 

 

愛のもつれをほぐすカウンセリング

双方から話を聴いた後、

カウンセラーは二人に質問したり、

自分の感じたことを二人に向かって言います。

 

カ「奥さんは、ご主人に早く帰ってきてほしいし、休日は一緒に過ごしてほしいんですね」

 

妻「そうです」

 

夫「でも、一緒にいると、妻は私のことを責めるんです」

 

カ「ご主人は、奥さんから責められるのが嫌で、遅く帰ったり、休日外出して家にいないようにしているんですね。

本当は、ご主人も奥さんと一緒にいたいのに……」

 

妻「わかっているんですけど、

どうしても責めてしまうんです」

 

カ「私には、奥さんがご主人が浮気相手と別れても、気持ちは自分に戻ってくれていないと感じて苦しんでいるように見えます。

ご主人が自分に関心を向けてくれるよう、愚痴や文句を言っているのではないかと」

 

妻「……そうかもしれません」

 

夫「そうなら、そうと言ってくれればいいじゃないか。

おっといけない……

(カウンセラーに向かって言い直す)

そうなら、そうと言ってほしかったです。

寂しい思いをさせてしまって、すまなかったと反省しています」

 

妻「(泣きながら)自分の本当の気持ちがわかりました。

それなのに、反省している夫を責めてしまって……

それでは、離れたくなるのも当然ですよね。

これからは、素直に自分の気持ちを夫に伝えようと思います。

夫にとって居心地の良い家庭にします」

 

 

このように、カウンセラーに間に入ってもらうことで、

 

冷静に自分の気持ちを話すことができ、

 

冷静に相手の気持ちを理解することができます。

 

その結果、長年の誤解が解けて、

お互いの愛情を確認することができます。

 

 

夫婦、親子の関係を修復するために

カウンセリングというと

マンツーマンで受けるもの

と思いがちですが、

 

このように、ご夫婦や親子で

受けていただくこともできます。

 

夫婦関係や親子関係の問題は、

ご夫婦や親子でご一緒に、
カウンセリングを受けていただいた方が、

関係性が改善されること多いです。

 

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