綱渡りをしている時

どちらかに偏るとバランスを崩して

落ちてしまいますよね。

 

地面を歩いているだけでも

どちらかに偏り過ぎると

バランスを崩して倒れてしまいます。

 

これは身体に限ったことことではありません。

心も同じなんです。

 

 意識の偏りが

 問題を生み出している

 

のです。



たとえば、

 

現在の苦しみは

「幼少期の親との関係性が原因」

だという考え方。

 

そういうこともあるとは思いますが

そこに固執すると

元々の問題に親への憎しみや怒りが

上のせされて余計に苦しくなります。

 

 

別の例をあげると、

「すべての問題は

自分の心の中を映し出している」

という考え方。

 

他人を責める傾向の強い人には

そう言って自省させることが必要です。

 

ですが、元々自分を責める傾向の強い人に

これを言ってしまうと

ますます自分を責めて苦しくなってしまいます。

 

 

もうひとつ例を。

「考え方を変えればすべての問題は解決する」

という考え方。

 

考え方を変えるというのは、

問題解決のひとつの方法であって

他に方法はいくらでもあるのです。

 

考え方を変えれば

すべての問題は解決する

という偏った考え方が

問題を大きくしてしまっているのです。

 

 

このような例は枚挙にいとまがありません。

 

そのようなわけで

多くの心理療法を学び

実践してきた中で、

私はある結論にたどりつきました。

 

それは、

すべての問題は

意識の偏りから生じる

ということです。

これ、心理学の歴史に残ってもいい

大発見だと思っています。

 

 

意識の偏り=執着

と言い換えると馴染みがあるかな。

 

 

「執着を手放そう」と考えるより

「偏りを修正する」と考える方が

はるかに簡単。

 

「執着を手放そう」
と言われても、

どうしたらいいのか?
分からないですよね。

 

それに対して
偏りを修正するには、
別のやり方をするだけでいい。

 

「上手くいかないのなら
別のやり方をすればいい」

 

だから、可能性は無限大なんです。

 

 

 

私は、カウンセリングをするとき

「この人は何に意識が偏っているのか?

を観察するようにしています。

 

そして、意識の偏りを修正するために、

今までとは別のやり方をする

ことで問題は解決していきます。

 

 

上記の例で説明してみますね。

(あくまで例ですので、

やり方は他にもいくらでもあります)

 

・考え方を変えることに偏っている人には…

イメージを使ったり

簡単な行動を促したりしてみる。

 

・目の前の問題は自分の鏡だと自分を責めてしまっている人には…

「あなたは悪くない」

と、自分を大切にする方法を伝える。

 

・親との関係性にこだわっている人には…

今目の前で起きている問題への対処法を

アドバイスする。

 

 

とは言っても

「自分が何に偏っているのか?」

「何にこだわり過ぎているのか?」

 

は、それが当たり前になっているので、

自分では気がつかないことが多い。

 

だから、カウンセラーが

それを探すお手伝いをさせていただくのです。

 

 

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