もし矢野が高校教師だったら…

知人から

「矢野さんが学校の先生だったら、

こんな先生になっていたかも」

 

と動画を案内されました。

 

吹奏楽コンクール全国優勝の常連校

東海大学付属高輪台高校

吹奏楽部の話。

 

「容姿のことかい!」

 

動画を観て

「教育って、こういうことなんだな」

と感銘を受けたことが2つありました。

 

 

1 叱るのでも褒めるのでもなく

 事実と自分の気持ちを伝える


2 選択肢を与え自分で選ばせる

 

 

 

叱る褒めより大切なこと

この高校の吹奏楽部は部員が140人もいます。

 

でも

吹奏楽コンクールに出れる

Aチームに入れるのは55人だけ。

 

吹奏楽は各楽器の人数が

決まっています。

 

それに入るためには楽器ごとに

オーディションがあります。

 

結果をその場で、点数をつけて

先生は淡々と伝えます。

 

 

叱ったり褒めたり

叱咤激励したり

慰めたり

するのではなく

 

「君は、この楽器ではAチームには

入れないよ」と

ただ、事実を伝える。

 

「ほんと激戦だった。ほんのちょっとの違いだった」

、ただ自分の率直な気持ちを伝える。

 

 

これって、人を育てる上で大切だと感じました。

 

 

選んだ側が、この先生のように

きちんと事実を伝えてあげる

かあげないかで、

 

評価された側の人生は

大きく変わると思います。

 

 

「正直、誰を選ぶか難しかった。

それほど、実力は伯仲していた。

 

こうこうこういう基準で

今回は選ばせてもらった。

 

別の基準だったら……

別の人が選んだら……

他の人が選ばれたかもしれない

 

 

先生は、そうはっきり伝えます。

 

 

 

試練に打ち勝つために

人生の多くのことが、

一回の試験で

ほんの一人か二人の評価で

決められてしまいます。

 

コンテスト、大学受験、就職試験etc...

 

これが彼らがこれから

人生で何度も何度も

同じ試練に遭遇します。

 

それを高校生のうちに体験させて

免疫をつけてあげれば

彼らは、試練に打ち勝つことができる

ようになることでしょう。

 

免疫は若いうちにつけておいた方がいい。

 

 

 

好きなことをするより幸せになれる方法

さて、希望する楽器では
吹奏楽コンクールに出場できない
生徒には対しては、どうするか?
 

「こういう楽器もあるけど、

やってみないか?」

 

と先生は勧めます。

 

生徒は初めはガッカリします。

なにせ中学から、その楽器をやってきた

のですから。

 

 

けれど、先生に勧められた楽器を

やっていくうちに、

どんどん上達して大会にも出れて

 

「今は、この楽器が大好きです!」

と卒業していきます。

 

 

生徒の目標は、さまざまです。

 

・大会には出れなくてもいい。

 好きな楽器をやりたい。

 

と、思う子もいれば、

 

・大会に出たい。

 そのためには、なんだってやる!

 

と、思う子もいます。

 

 

だから、選択肢を与えて、自分で選ばせる。

 

 

「好きなことやるのもいいけど、

目標を達成するためには、

こういう選択肢もあるよ

 

 

自分が本当に達成したいことは何なのか?

 

本人に考えさせる。

 

自分で選んだことだから、

どちらを選んでも後悔しない。

 

 

先生はその生徒を

指導してきているので、

その子の適性がわかっています。

 

だから、その子に合った楽器を
勧めることができるわけです。

 

 

 

子どもに選択肢を与える

人生は選択の連続です。

 

多くの場合、
好き嫌いを自分の適性だと思って 

選んでしまいます。

 

 

でも、人生では

好きなことよりも

自分の力が発揮できること

を選んだ方が幸せになれることが多いです。

 

 

とはいえ、人生経験の少ない

子どもが自分で選択肢を

つくるのは難しいです。

 

そこで、人生経験豊富な

大人が選択肢を提示してやる。

 

 

親や教師がすることで

大切なことのひとつが、

 

子どもの適性に合った

選択肢を提示してあげて、

自分で選ばせること

だと思うのです。

 

 

 

きみが輝く場所は必ずある

さて

吹奏楽コンクールに出場できるのは55人だけ。

 

じゃあ、55人に入れなかった子たちは

どうするのか?

 

 

この高校は、すべての子たちに

活躍の場を提供しています。

 

吹奏楽コンクールで全国大会出場できる

正式編成であるA編成は55人ですが、

 

地方予選のみ出場できる

B編成(35人)、C編成(20人)

というのもあります。

 

だから、110人が

吹奏楽コンクールに出場できます。

 

 

残り30人はDチームになります。

 

Dチームの子たちは、

吹奏楽コンクールには出場できませんが、

ブラスシンフォニー

アンサンブル

マーチング

といった大会に向けて練習します。

 

 

全員が自分のレベルに合った

活躍の場を与えられているのです。

 

第一志望が叶わなかったからといって

失敗ではない。

 

誰でもが、自分の力量を受け入れて

それを伸ばそうと精進すれば、

活躍の場を得られる。

 

自分が最大限に活かされる

舞台で活躍できる。

 

 

それを知ることって、

人生の大きな財産になると思うのです。

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