前回は、浮気を生物学的に考えてみました。

 

我々ヒトは本来「乱婚型」。

複数の異性と性的関係を結ぶのが、

生物学的にヒトとしての自然な姿だ。

という話をしました。

 

 

そんなこといっても、

浮気はパートナーの心を深く傷つけます。

 

今回は、配偶者の浮気が原因で、

離婚を考えて悩んでいらっしゃる方が、

心理カウンセリングを受けにいらしたら、

どのようなことに留意したらいいのか?

 

 

矢野個人の考えというより、

これは絶対に守らなければいけない!

という留意点をあげておきます。

 

この3つを前提にセラピーを進めないと、

カウンセリングが害になりかねませんので、

細心の注意が必要です。

 

 

 

1 

カウンセリングは

どちらが正しくて、どちらが間違っているか?

をジャッジする場ではありません。

 

「あなたにも悪いところあったんじゃないの?」

なんて決して言ってはいけません。

 

どちらが間違っているか?

なんて、どうでもいいのです。

 

大切なのは、今回の苦しみを乗り越えて、

関係を修復するなり、

今までとは違う夫婦のあり方を選んだり

離婚して人生をやり直すなり、

できるようになることです。

 

 

 

2 

弁護士ではなく心理カウンセラーに

相談にいらしたということは、

その相談者さんは、

できれば離婚しなくない

と思っているということです。

 

離婚は失うものが多いです。

 

妻は経済的に困窮することが多いですし

 

夫は愛する子どもと別れなければならなくなります。

財産分与によって多くの財産を失います。

 

そういうことが分かっているので、

できれば離婚しなくない

とカウンセリングを受けにいらしているのです。

 

 

離婚によって、失うものよりも

得るものの方が本当に多いのか?

 

離婚した場合としなかった場合の

最高と最悪のケースを想像してもらいます。

 

 

そして、

最悪のケースにならないためには

どうしたらいいのか?

 

お金のこと、お子さんのこと……

離婚に付随する不安を低減できるように

メンタル面をサポートしていきます。

 

 


 

3 

倫理は関係ない。

相談者さんの幸せだけを考える。

 

たとえば、離婚せず

お互いが婚外パートナーを持つ

とういう選択をしたとします。

 

これは、倫理的には今の日本では

受け入れられにくいことだと思います。

 

でも、それが相談者さんが選んだ道ならば、

それを支持します。

 

 

また、離婚は本人だけでなく

子どもも傷つけます。

ですが、

「子どものために離婚しない」

という選択をしてしまうと、

 

子どもは、親が離婚する以上に

悪い影響を受けてしまいがちです。

 

 

結婚に対して、良い印象をもてず

良い異性関係を結べなくなってしまうかもしれません。

 

「人生は我慢し続けなければならないもの」

と思ってしまうかもしれません。

 

子どもにとっての幸せは

親が幸せでいてくれることなのです。

 

子どもにとって一番身近な

人生のお手本が親なのですから。

 

だから、離婚してもしなくても、

あなたが幸せのお手本になってあげてください。

 

そのためのサポートを

するのが心理カウンセラーの役目です。

 

 

次回は

結婚に対する男女の本音

について書いてみます。

 

問題解決セラピスト養成講座

 

従来の【通学コース】に加えて

自宅に居ながら受講していただける
【オンラインコース】を新設します。

どちらのコースも毎回
矢野が受講生さんにカウンセリング
させていただいて、その解説をいたします。

・カウンセリング技法をガッツリ学びたい方は
「東京(四ツ谷)での通学コース」
 
・自宅に居ながら矢野のライブ講座を学びたい方は
「オンラインコース」

をお勧めします。

この講座を受講しなければ
一生知ることのない知識と技術
たくさんあります。

 

星矢野惣一から濃~い内容のメールが毎日届く 
元気になって、暖かな気持ちになれる。
潜在意識の使い方&仕組み
 
無料メルマガ
『心も懐も豊かになる潜在意識の使い方