WHO(世界保健機構)による「健康」の定義

1 身体的な健康
肉体的に病気でない

2 社会的な健康
集団の中で役に立っている

3 心理的な健康
心理的ストレスがない

4 スピリチュアルな健康
大いなる存在とのつながりを感じ、
空虚でなく充足している


昨日は「社会的」な健康について、
矢野の考えを含めて解説しました。

今回は「スピリチュアル」な健康
について、考えてみたいと思います。

 

スピリチュアリティを測る尺度

スピリチュアリティとは、
霊が視えるということでは
もちろんありません。

WHOはスピリチュアリティの領域を
測定するための尺度SRPB
(Spiritual, Religion, Personal Beliefs
 スピリチュアル、信仰、個人的信念)
を作成しました。

1.絶対的存在との連帯感
(Connectedness to a spiritual being or force)

2.人生の意味
(Meaning of life)

3.畏怖の念(Awe)

4.統合性と一体感
(Wholeness & integration)

5.内的な強さ
(Spiritual strength)

6.心の平穏/安寧/和
(Inner peace/ serenity/harmony)

7.希望と楽観主義
(Hope & optimism)

8.信仰(Faith)

なんかよくわからないですよね。

簡単に言うと、

「大いなる存在との一体感により、
精神的な強さ、心の平穏、希望、
人生の意味を得ること」


だと、矢野は考えています。

 

大自然の中に一人佇んでいると、
自分の存在が自然の中に溶け込んで
自然と一体化する感覚を
感じたことありませんか?

 

 

心理療法で辿り着くスピリチュアル

心理療法を受けたときも、
同じ感覚に辿り着くことがあります。

 

 

何か大きな存在に守られている感覚。

「今のままで大丈夫。
どんなことが起きても大丈夫」

という安心感と希望に包まれます。

 

 

今まで嫌っていた自分の性格などを
受け入れることができ、

「すべての自分とつながった」

「ありのままの自分を愛せた」感覚
を得る人も少なくありません。

 

 

「ああ、わたしはこのために
生まれてきたんだ」

という人生の使命が突然
天から降ってくる人も

少数ながらいらっしゃいます。

 

このスピリチュアルな感覚を得る方法。
セラピーにできないかなぁ……

と考えて、簡易的な瞑想法を使って
スピリチュアル感覚を得る方法を作りました。

『問題解決セラピスト養成講座』でお伝えしています。

 

カウンセリングを受けてくださる方にも
必要な時は、瞑想に誘導させていただいています。

 

 

スピリチュアルにこだわると不健康になる

上記の矢野が考えたスピリチュアル瞑想法、

当たり前ですが、効果には個人差があります。

 

また、より幸せになるために、

スピリチュアリティな健康を手に入れる
ことが重要な人ばかりなわけでもありません。

 

むしろ、身体的健康、心理的健康、社会的健康を
満たすことの方が重要な人の方が多いです。

 

くれぐれもスピリチュアルに囚われすぎないようにしてくださいね。

 

スピリチュアル=優れた人間
みたいに勘違いして
カルト宗教にはまってしまっている人も見受けられます。

 

スピリチュアリティって、
健康状態のひとつに過ぎない
んですよ。

 

スピリチュアル体験をしたからって、
特別な人間になれるわけではありません。

 

矢野もかなり多くのスピリチュアル体験をしてきましたが、
それによって自分が優れた人間になれたとは少しも感じません。

 

冒頭のスピリチュアリティの尺度(SRPB)
「大いなる存在との一体感により、
精神的な強さ、心の平穏、希望、
人生の意味が得られた」

 

それは一言で言うと
「本当の自分に還れた」
という感じです。

 

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