アメリカで、一方が里子に出された
一卵性双生児たちを長期間にわたって
追跡調査する研究がおこなわれました。

 


子どもの人格形成が、
「遺伝」、「家庭環境」、「家庭外環境」
のどれに、どのくらい影響を受けるのか?

を調べるためです。


別々の家庭で育てられた
一卵性双生児たちは
驚くほど、似た生活をしていました。

容姿だけでなくIQや性格、
服装や食べ物の好き嫌い、
収入や異性の好みまで、
ほとんど同じだったのです。


しかも、IQ、音楽、美術、数学、スポーツ
などは、家庭環境の寄与度はゼロ

という結果が出たのです。


子どもの人格形成に
親の育て方や家庭環境は、

まったくといっていいほど関係がない。

驚きというか、
ある意味ショックですよね。


アメリカの心理学者
ジュディス・リッチ・ハリスは、
次のように考察しました。

家庭外環境とは、少年期の“友人関係”である。
子どもはその中で、
自分という“キャラ”をつくっていく。

子どもが生き残るために
適応しなければならないのは、

自分が我がままでも
面倒を見てくれる親ではなく、

いじめや暴力が蔓延する
“友だちの世界”なのだ。



私たち心理カウンセラーは、
子どもの問題(たとえば不登校)を扱うとき、
子ども本人ではなく、親にカウンセリング
をすることが多いです。

 

 

私は、これはあまり効果がないと
実感していました。


上記のハリスの考え方で言えば、
子どもが学校に行かないのは、
親のせいではなく、
学校での友人関係に悩んでいるから

なのです。


だから、親にカウンセリングをしても意味がない。
(もちろん、不登校の子どもに
どう接したらいいのか?
アドバイスすることと、
親御さんの不安を軽くしてさしあげる

ためのカウンセリングは必要です)


では、どうすれば、子どもが
学校での友人関係に苦しまなくなれるのか?

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