お金、結婚という幸福の幻想

あなたは、もっとお金がほしいですか？

大金持ちになったら

幸せになれると思いますか？

いろいろな国で、年収と幸福度の関係

が調べられています。

それによると、

だいたい年収800万円くらいまでは、

収入の増加とともに幸福度は

上がっていきますが、

そこから先は、年収が増加するにしたがって、

幸福度は緩やかに下降していく

傾向があるといいます。

それでも、私たちはより多くのお金を求めます。

お金が増えても、幸せになれないのに、
なぜ、人はより多くのお金を求めるのでしょう？

それは、私たちが

お金が幸福にもたらす影響を

高く見積り過ぎているからです。

本がミリオンセラーになった作家さんが、
税金を払うために借金をした。
という話を聞いたことがあります。

事業主は昨年の税金の半額を

予定納税させられます。
住民税も、前年の収入で計算されます。

ですから、極端な話、

昨年の年収が３千万円で、

今年が１千万円以下になると、
税金を払うために借金を

しなければならなくなります。

しかも一度上げてしまった生活レベルを

落とすことは容易ではないと

芸能人たちが口を揃えて言ってますよね。

そのようなわけで、

収入が増えたことを喜んだのも束の間、
ずっと収入を増やし続けなければならない
ラットレースにはまってしまったような

不安感に襲われてしまう人が少なくないのです。



「収入」だけでなく、「結婚や恋愛」などが
幸福にもたらす影響を高く見積り過ぎている人

も多いのではないでしょうか。

現在、日本では約３分間に１組が

離婚しています。

一般的に、既婚女性の幸福度は

結婚直後がピークで、

年々下がっていきます。

離婚しても、幸福度は

ほとんど変わらないそうです。

（オンナって、したたか）

ちなみに、男性の場合は

結婚後の幸福感はずっと変わりませんが、

離婚すると、幸福度は急落するそうです。

（オトコって、か弱い）

あなたが想像している甘い結婚生活は

幻想に過ぎないかもしれません。





すべての悩みは「意識の偏り」が原因

で起きている。
と、私は考えています。

●「お金」に意識が偏っているかた
ほんとうに、そんなにお金がなければ

幸せになれませんか？

●「結婚」に意識が偏っているかた
本当に、結婚しなければ、幸せになれませんか？


もし、お金や結婚に過剰に

期待しているようなら、
いったんそこから離れて、

他のことに意識を向け直してみませんか。

お金に偏っていたら、
家族や友人、恋人と過ごす時間を

もっと増やしてみましょう。

結婚に偏っていたら、
自分一人で楽しむ時間をつくったり、

仕事をもっと頑張ってみる

のもいいかもしれません。


「お金がすべてではない」
「結婚がすべてではない」と、
自分の欲求を否定するのではなく、
ただ別のことに意識を向けてみてください。

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