歯の被せものが取れたので、歯医者に行ってきました。
すると、金属を被せてあった下が虫歯になっているとのこと。
というわけで、麻酔かけられて削られて、治療のやり直しです。
何歳になっても歯医者は痛いなぁ
で、1本では終わりませんでした。
治療して金属が被せてある歯、4本すべてが、再度治療を要すると言われました。
何が言いたいのかというと・・・
歯の治療も心の治療も同じだなと。
良くなったつもりが、蓋を被せているだけだった。
もしくは、
良くなったのに、何年か経ったら同じところが悪くなった。
1.良くなったつもりが、蓋を被せているだけだった。
これは無理なポジティブシンキングが原因のことが多いです。
無理なポジティブシンキングって何かというと、
シンキング、つまり「考え」を変えただけってことです。
心の問題は、考えを変えただけじゃ、良くならないんです。
でも、考え方は変えているので、表面上、解決した気になってしまっているんですね。
考え方を変えて、問題を感じないようにしていた。
つまり蓋を被せていただけ。
良くなったわけじゃなかったんです。
2.良くなったのに、何年か経ったら同じところが悪くなった。
一度、うつ病になった人は、また再発することが多いのです。
一度折れた心は、折れやすくなったいるんですね。
紙に折り目がつくと、その折り目で折れやすくなるのと似ています。
だから、折れないように気をつける。
それが、自分を大事にすることになります。
もしも再び折れてしまったのなら、
自分のことを大切にしてなかったな
また、同じパターンにはまっているな
そういうメッセージだと思うのです。
だけど、心が折れるのは、決して悪いことではない。
紙もいくつもの折り目がつくと、ひとつの形になります。
折り目がついていなければ、ただの紙です。
折れていくことで、鶴になったり飛行機になったり兜になったりできるわけです。
人も同じだと思うのです。
何度も心が折れて、だんだんと形ができていく。
それが成長なんではないでしょうか。
はてさて、歯の話にもどります。
4本治療し直して、歯石のクリーニングして・・・
いったい、何回、通えばいいのだろう?
まっ、歯科衛生士のお姉さんが美人だからいいか。