先週末、名古屋で「問題解決セラピスト養成講座」でした。




今月のテーマのひとつが

【男女のコミュニケーションギャップ】




男と女で、悩んでいる時に、相手にしてほしいことは、まったく逆。



だれ?男は悩んでいる時、


ほうっておいてほしい、一人にしてほしい。


と思う。



顔女は悩んでいる時、


傍にいてほしい、話を聴いてほしい、


と思う。




だから、女性は、悩んでいる男性を見ると、

顔「どうしたの? 私でよかったら話を聞くよ」

と、傍にいて話を聴いてあげようとする。



すると、男は、


チッ「うるせーな! ほうっておいてくれよ!」


と怒ってしまう。



そんな男に、女性は、


女「なによ、わたしがこんなに心配しているのに。人の気もしらないで」


と感じてしまう。



男性は、悩んでいる女性を見ると、


だれ?「一人にしておいてやろう」


と思います。



そんな男に、女は


女「わたしがこんなに苦しんでいるのに、声一つかけてくれないなんて! わたしのこと愛してないのね」


と思ってしまうのです。




人は、自分がしてほしいことを、相手にもする。


困っている人がいたら、自分がしてほしいことを、相手にしてあげればいい。


というゴールデンルールもある。


ところが、男女関係においては、このゴールデンルールは当てはまらないのです。



そんなお話をさせていただきました。


それに対して、女性の受講生さんから、こんなご質問をいただきました。



「男性だって、悩んでいる時、誰かに話を聴いてもらいたいって思うことあるんじゃないですか?


男の人が、バーやスナックで、ママさんに話を聴いてもらうのって、悩み相談じゃないんですか?」



こうお答えしました。



「男が、女性に話をするのは、基本的に自慢したいからです


上司の悪口を言っている男は、


そんな無能な上司の下で、自分はそれなりの結果を出しているんだということを自慢したいか、


上司より自分のほうが、すぐれた解決策を持っていることを、自慢したいんです」




そんな私の言葉に対して、この受講生さんの反応が素晴らしかった。



「ということは、男の人が何か話をしたら、とりあえず

女の子『すごーい』

って言ってあげりゃいいんですね」



その彼女の発言に、男性の受講生さんが、


男の子「そうそう、『すごーい』って言ってもらえるのが、一番嬉しい」


と賛同していました。



私の話が続きます。


「男が浮気するのは、女房や恋人が、自分のことを褒めてくれないことが、理由の一つなんです。


女房が『すごーい』とか『カッコイイー』って、言ってくれないから、


言ってくれる別の女を求めて浮気するんです。



男って、女に比べて悲しいくらい単純な精神構造をしています。


おだてりゃ、気持ちよく、やってくれるんです」