2歳になったばかりの次男。
2歳児はハチャメチャです。
何をしでかすか、わかりません。
始終、監視していなければなりません。
我が子と、家財の安全のために。
「やめなさい!」
叱ると、叱った顔が面白いらしく、ますます勢いづいてしまいます。
激しい口調で叱ると、大きな声で泣き叫びます。
こうなると、泣き止みやしません。
今朝は、クイックルワーパーを長刀代わりにして、私に斬りかかってきました。
見事、クイックル大剣は、私の脳天にヒットしました。
「痛い!」
思わず唸ってしまいました。
痛いついでに、叱る代わりに、一芝居うってみることにしました。
「えーん、痛いよ~。
こうちゃんが、パパのこと痛くしたよぉ」
と、泣き真似をしてみたのです。
すると、次男は、泣きだしました。
「大丈夫、大丈夫。パパ、大丈夫だからね」
と、言うと、次男も泣きやみました。
以降、何かを振り回して、他人に斬りかかることはしていません。
2歳の幼児でも、人を傷つけるのは悪いことだということが、わかるんですね。
子どもを叱る前に、
親が子どもの行動について、
どんな感情を抱いたのか、
それを子どもに分かるように表現してみる。
そうすれば、自分がしたことが、悪いことだということが、幼児にでも分かります。
叱ったり怒ったりしたら、
親に叱られるのが怖くて、その行為をしなくなるに過ぎません。
自分のしたことの善悪を理解して、自分の意思で行為を止めるのと、どちらが子どもの人生に良い影響を与えることができるでしょうか。
子育てって、日々、親も成長できますね。