来月2歳になる次男、体を何かにぶつけたり、ころんだりすると、私のところに来ます。
そして、痛みのある部位を指差します。
私は、次男が指差す部位を撫でて、そこから天に向かって、手を伸ばして言います。
「痛いの痛いの飛んでけぇ」
すると、次男は、本当に痛みが飛んでいったように、平気な顔になります。
親による暗示の力って、痛みが一瞬で消えてしまうくらい強力なのです。
だから、親が子供に、どんな暗示を与えるか、それはとても重要です。
バカだと言われれば、バカになります。
天才だと言われれば、天才になります。
のろまだと言われれば、のろまになります。
テキパキやれると言われれば、テキパキやれるようになります。
親が言ったことは、暗示となり、子どもの一生を左右します。
偉人と言われる人たちは、親からポジティブな暗示を入れられています。
ソフトバンクの孫正義さんは、お祖母ちゃんから
「あんたは、世界を動かす男になる」
と言われて育ちました。
アインシュタインも、子どもの頃は落ちこぼれでしたが、母親は息子のことを信じていました。
逆に、カウンセリングを受けにいらっしゃるかたの多くが、
幼少期に親にかけられた暗示によって苦しめられています。
親の言葉は神の言葉。
「光あれ!」
と神が言ったことで、光が現れたように、
「お前は、素晴らしい」
とあなたが言うことで、お子さんは素晴らしい人間になるのです。
あなたは、お子さんに、どんな暗示をかけますか?
おすすめの暗示は、こちら。
「カッコイイ!」(男の子には必要不可欠)
「カワイイ」(女の子には必要不可欠)
「よく頑張ったね」(努力をおしまないようになります)
「ありがとう」「うれしいよ」(人を喜ばせることに喜びを感じるようになります)
「お前は、大物になる」(男の子に)
「あなたは、みんなから愛されているね」(自己愛、自己肯定感が高まります)