昨日の続きです。
http://ameblo.jp/mentalconsultant/entry-10312502170.html
さて、「飴と鞭」でなく、「喜びと悲しみ」で、子育てをする矢野家でのエピソードです。
今日は、飴(褒める)のではなく、親が喜ぶことを、子どもは自然にするようになる。
というお話。
4歳の長男が、7歳以上向けのレゴブロックを一人で組み立てることできた時のこと。
「パパ、見てみて、みっくん、ロボットつくったんだよ」
「どれ、見せて・・・カッコイー! みっくん天才。
パパは、こんなにかっこよくて、天才な息子を持ててうれしいよ」
すると、息子は、そのレゴを自分なり改造して、オリジナルのロボットをつくりました。
「わぁ、これみっくんが考えてつくったの?
すごい、天才!
みっくんは、大きくなったら、きっと鉄腕アトムとか、すごいロボットをつくるんだろうね。
そしたら、みっくんのつくったロボットで、みんなが幸せになるね。
すごいな。パパ嬉しいよ」
長男が、食事をテーブルまで運んでくれるのですが、それに対して妻は毎回、大袈裟に喜びを表現します。
(もともと、妻は感情表現が大袈裟なのですが)
「みっくん、ありがとう。ママ、助かるぅー」
それを見ていた次男は、歩けるようになると同時に、自分にも運ばせてくれとせがむようになりました。
長男が次男に、すすんでオモチャを譲ってあげた時、
「みっくん、ありがとう。
みっくんが、こうちゃんに優しくしてくれて、パパもママもうれしいよ。
こうちゃんも、喜んでるよ」
ただしこれは、自分の機嫌のいいときに限られますが。
褒められたいからする。
のと、
人に喜んでもらいたいからする。
その違いは、大人になってから、大きな差となって現れることでしょう。
リッツカールトンホテルの日本支社長である高橋氏の講演でうかがった話です。
リッツカールトンホテルでは、社員の採用面接で必ずする質問があるそうです。
「この1週間で、誰かを喜ばせるために、どのようなことをしましたか?」
リッツカールトンは、予想を超えてお客さんのを喜ばせることを大事にしています。
ですが、それは、就職してからの教育では身に付かないことなのだそうです。
常日頃から、誰かを喜ばせることをしている人でないと、人を喜ばせることはできない。
だから、採用試験には細心の注意をはらうそうです。
あなたが、お子さんに、人に喜ばれる、人を喜ばすことのできる人間になってほしいと思うのなら、
子どものうちから、人を喜ばすというのがどういうことなのか、体験してもらう必要があります。
それは難しいことではありません。
ただ、あなたが喜んであげればいいのです。
明日は、鞭(叱る)のではなく、親が悲しむことを、子どもはしなくなる。
というお話をします。
私もまだまだ新米パパですので、あなたのアドバイスもいただけると嬉しいです。
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