動物を調教するには「飴と鞭」が使われます。
飴、つまり報酬が与えられれば、その行動は強化されます。
鞭、つまり罰が与えられれば、その行動は抑制されます。
人間も動物ですから、飴と鞭の理論は通用します。
ですから、
飴、つまり「褒め方」、
鞭、つまり「叱り方」
についての子育て本はとても多いです。
ですが、人間は、トラや犬などの動物とは違います。
人間が行動を決める要素には、トラや犬などにはないものがあります。
相手を喜ばすために、人は行動を起こします。
相手を悲しませる行動を、人はしないようにします。
人が行動を起こすのは、共感なのです。
親であるあなたは、お子さんを喜ばすためなら、どんなことでもしようと思っていますよね。
お子さんの笑顔のためなら、どんなことでも頑張れる。
あなたのお子さんも同じです。
あなたを喜ばせるためなら、どんなことでもします。
あなたを悲しませることは、しません。
ですから、褒めるより、
お子さんが、あなたが望む行動をしたとき、
あなたが喜んでいることを、お子さんに伝えてあげてください。
叱るのではなく、
お子さんが、あなたの望まない行動をしたとき、
あなたが悲しんでいることを伝えてあげてください。
あなたは、お子さんを犬やライオンのように、飴と鞭で調教しますか?
それとも、人として、誰かを喜ばすことのできる人に育てたいですか?
明日は、矢野家での具体例をお伝えします。
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