こちらからの続きです。
今回は、子どもが怒りを抑えるようになってしまう原因の3つ目。
「怒ると相手に嫌われ見捨てられるのではないかという不安」
について説明します。
子どもが怒りを表現したとき親に、
「そんな聞きわけのない子を生んだ覚えはありません」
「いつまでもそうやって怒ってなさい。お母さんもうしりませんよ」
と、無視されたり・・・
押入れに閉じ込められたり・・・
外に追い出されて家に入れてもらえなかったり・・・
そういった経験をすると、
怒ると相手に嫌われる、見捨てられるという想いが出てきます。
怒っている人がいると、見て見ぬふりをする人って多いですよね。
つまり、怒っている人を、無視しているわけです。
どうして、そういう態度をとる人が多いかというと、親の行動から学んだんです。
「怒っている人がいたら無視しなさい」
親の子どもの頃の自分に対する接し方から学んだのです。
だから、無視されないために、怒りを抑えます。
これは子どもが悪いのではありません。
親が子どもの怒りをケアするのが面倒で逃げてしまっているのです。
子どもの怒りをケアしてあげることから逃げたことが、
後後、子どもの人生にどんな影響を与えるのか、親には分からないのです。
分かってさえいれば、こんなことはしないだろうに・・・
というわけで、次回は、
子どもの怒りへの対処法、怒りのケアの仕方を説明します。
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