苦しみのすべてが、自分の感情を素直に言葉で表現できないことから起こります。
感情の中で最も大きなエネルギーを持つのが怒りです。
怒りは、本来、怒りを向けるべき相手に対して向けられない限り、解消されることはありません。
八つ当たりしたり、自分自身を責めてしまっては、
怒りのエネルギーは解消されず、
心の中に溜まり、ときどき噴火して、人を傷つけてしまいます。
そして、怒った自分自身を、さらに責めるのです。
このように、怒りの感情を抑えることは、よくありません。
なのに、多くの人が、怒りを抑え込んでしまいます。
そうなってしまった原因も、子ども時代の親の対応にあります。
どのようにして、子どもが怒りを抑えるようになってしまうのか、説明していきます。
怒りを抑えるようになる原因。
1.怒りを表現すると、相手を傷つけてしまうことに対する恐怖。
2.怒りを表現すると、ひどいしっぺ返しをくらうので、黙っていたほうがいい。
3.怒りを表現すると、相手に嫌われてしまうのではないかという不安。
次回から、ひとつずつ説明していきます。
↓今回の記事がお役に立てた方、クリックお願いします↓