ここでいう「子ども」とは、現代日本の場合は、高校卒業(18歳)までと考えてください。


1 子どもの時に、親が子どもにしたことの責任は、子どもにはない。

   その責任は親にある。


家庭というのは、親によって作られ、親によって管理運営されています。

ですから、もし家庭が精神的に不健康で、子どもに問題が生じるようなら、それは親の責任です。


ですが、不健康な家庭では、親が子どもに罪悪感を植え付けますから、子どもは自分のことを責め続けます。


親の子育てが原因で大人になっても苦しんでいる人が、まず最初にする必要があることは「自分は悪くない」ということに気づくことです。


子どもを不幸にする親は、自分も不幸になります。


あるいは、自分が不幸だと感じている親は、子どもも不幸にしてしまいます。

どんな親でも、子どもは愛し慕ってくれます。

子どもは、親以上に幸せになることに罪悪感を持ってしまうのです




2 子どもが大人になってからしたことは、大人になった自分自身に責任がある。

   親には責任はない。


大人になったあなたは、今の自分の不幸を子ども時代の親の責任にして、自分の力で幸せになることを放棄してはいけません。


大人になってもなお、親に愛してもらうこと、信じてもらうこと、認めてもらうことを、ひたすら求め、得られない愛を求めても仕方のないことです。

愛が得られないとわかると、やがてそれは、憎しみとなります。


これはとっても怖いことなので、よく読んでください。


もし、あなたが、あなたの親が原因で不幸になったのなら、あなたがそれを解消しなければ、その不幸のツケは、あなたのお子さんに回されます。


ですから、どうか決意してください。


親を憎んだまま、不幸なままでいるより、

この不幸の世代連鎖を自分の代で断ち切り、

幸せな未来を子孫に受け継ぐことを。


大人になったあなたは、親にもう何も与えてもらう必要はありません。

自分自身で、人を愛し、人を信じ、人に与えることができるのです。



同じことを別の言い方で表現してみましょう。


1 子どもを幸せにするのも、不幸にするのも親次第


2 大人であるあなたが幸せになるのも、不幸のままでいるのも、あなた次第。



私は、不幸の世代連鎖を自分の代で断ち切り、

自分も幸せになり、妻子も幸せにします。


そうすれば、私が築いたその幸せは、子子孫孫まで受け継がれるでしょう。





「人生の使命を知りたい」と、おっしゃるかたがいたら、私はこう答えます。


あなたのお子さんを あなた以上に愛せる人はいません。


あなたのお子さんの人生は、あなたの子育て次第で、いかようにもなります。

そして、お孫さんの人生も変えます。

そして、そのまたお子さんの人生も変えます。


私たちが一生を通じてできることで、これ以上のことがあるでしょうか?



あなたの人生の使命はなんですか?



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