昨夜、寝ながらテレビを見ていたら、リワークプログラムについての特集をやっていました。
又吉直樹さんが虎ノ門にあるリワークプログラム実施施設を訪問。
そこでどんなことが行われているか、参加者にインタビューを交えながら放送されました。

私も1年ほどリワークプログラムを受けていました。
デイケア施設に毎日通って、プログラムを受けて・・・

当初必要性を感じはしませんでした。
今にでも会社に戻りたかった。
でも、一通り心理学を座学していたので、せっかくの機会、リワークプログラムを体験することにしました。

昨日の放送を見ていて、施設によって内容にかなり違いがあるなぁ・・・と感じました。
昨日の虎ノ門の施設では、会社さながらのシチュエーションが用意されていました。

取材した又吉さんもおっしゃってましたが、リワークプログラムを受けている人は、社会復帰を目前にするほど回復状態にある人。
本当にうつ状態等の病中にある人は、人と会うこと、話しをすること、笑うこと・・・とにかく何もかもがイヤ!という状態に陥っていることが多いと思います。

私もどん底を経験して、また山を登って、今に至ります。

機会を見つけて、自分が受けたリワークプログラムのことも綴るつもりです。

コップの水が溢れてこぼれる…
その前に気づいてほしい・・・
溢れる前なら大丈夫。

コップに水を注いで・・・
がんばってがんばって、表面張力でギリギリまでこぼれないようにがんばる。
でも、表面張力でこぼれていないとこまでがんばっちゃうと、いつか結局こぼれちゃう。
コップに水を注ぐことに夢中で、蛇口をひねって出てくる水だけ見てる。
だからどのくらいコップに水がたまっているか、見えてない・・・
それか、実はコップが上げ底だったり保温構造で見た目より容量が小さかったりすることもある。
見た目でこのくらいでちょうどいいかなぁ~と思って入れたら、、、
あっちゃ~!溢れちゃった・・・。

「水、溢れちゃうよ!」
と言ってくれる人、周りにいますか?
多くの人は、水がこぼれる前に
「気を付けて・・・」
なんて言ってもらえること、哀しいかな、ほとんどない。

溢れこぼれた水を片付けるのは自分。
大人だから、自分のことは自分で始末する。
でも、こぼしちゃったことにいっぱいいっぱいで、なかなか片付かない。
片付かないから焦る。
悪循環。

世の中、器用な人はいる。
不器用な人からすると、うらやましいくらい器用。
だけど、全部全部器用というわけじゃない。
器用な人にも不器用なところが必ずある。

だから、なんだかんだ、みんな器用さと不器用さを持っているはず・・・
そう思えば、少しは楽になるんじゃないかしら。


★★★★★★★★★★★★★★

もしこれを読んで、気づくところがあったら、コップに入る水の量はわからなくても溢れる前に注ぐのを一旦止めてみて!

身体表現性障害
そう診断されて、約1年半の休職。
その後、転職して今に至ります。

転職してから、日々刺激があって、無事に1年経過。
ようここまできたものだ・・・

そして、今。
ちょっとした壁にぶち当たっています。

そこで、このブログで心情をつづりたくなりました。

人には感情があります。
その感情の持ち方によって、歓喜したり落ち込んだり・・・
もし感情がなければ、平穏に暮らせそうです。

しばらくは、感情をもたない人間として過ごしてみようと思う今日このごろ。