ご子息に子供の頃の思い出を伺いましたら、ワンパク盛り、たとえ危ない遊びでも「ヤレヤレ!」と嗾ける

強くて怖い ドンと構えた昭和の父であり、ご次男は 一度 行儀の悪い事をした時に鉄拳を喰らったのも今となっては良き思い出と教えてくださいました。

お孫様が誕生するたびに、お喜びが大きくなり、目を細めて その健やかなご成長を見守られ、そこには頑固一徹で少し近寄りがたいお父様だった姿はなく、優しくて甘いお爺様でございました。

一方、ご次男に お心残りを伺いましたら、進学の為、東京に上京され、その後も基本 寡黙なお父様と、ゆっくり膝を突き合わせて話す事がないままに、今日の日を迎えてしまったことが、今となっては後悔し切りと、辛い心の内を吐露なさいました。