虎刈りのきんもくせい
余談です。
残暑が残る日差しの中にも、どことなく秋の空気感を感じられる
季節になりました。
昼間のセミの鳴声よりも夜のコオロギの鳴声がめだつようになり、
車窓から眺める光景にもススキの穂が揺れはじめました。
天気図を見ても秋は着実に迫ってきており、ホッとします。
そしてしばらくするとキンモクセイの香りが楽しめるようになります。
このキンモクセイ。思い出があります。
小学生の頃、初めて行なった剪定がキンモクセイでした。
しかし、その剪定は剪定とはほど遠く虎刈りにしました。
樹木の回復には数年かかり、寂しい思いをした経験があります。
ちなみに、剪定の動機はアニメの主人公。
天才バカボンのパパ。
植木職人として立派な剪定を行なった姿に憧れた、でした。