うちの子発達障害?受診を迷うママが楽になれる、発達検査との上手な向き合い方
家や学校などでトラブルになったり、うまくなじめなかったりすると、うちの子発達障害かも?と不安になりますよね。検査を受けるかどうか迷う方に、発達検査との上手な向き合い方をお伝えします!目次1.わが子の発達障害を疑ったとき、検査を受けるかどうか、大事なのは向き合い方!2.検査を受けて息子のことが理解できた3.上手な発達検査との向き合い方1.わが子の発達障害を疑ったとき、検査を受けるかどうか、大事なのは向き合い方! 家でなんだか落ち着きがない。マイペース過ぎる。癇癪がひどい。一方的にしゃべる。子どもによって悩みが違えど、「あれ?うちの子大丈夫?」って思いながらネットを検索して、イヤイヤ大丈夫でしょう、このくらいの子ならみんなそうだよね?と思う。 そんな気持ちで見守ってきた子どもが、学校に行き始めたら急にトラブルが増えた、先生から生活上の問題を指摘された、そんな悩み、発達障害グレーゾーンの子を持つ親ならだれもが経験しているかもしれません。 グレーゾーンと言われる子は、低年齢のうちは困りごとが見えにくく、小学校に上がってすぐに気付く子もいれば、低学年ではそれなりにやっていたけれど、学年が上がってきて初めて困りごとが増える子もいます。 そんな時、学校の先生から療育を進められたり、通級を進められたり、お母さん自身もショックを受けますよね。どうにかしないといけないと思ってあれこれ調べるかと思います。 でも、なんとなく診断されるのは怖い、精神科って行きにくいという理由から、発達検査を受けたほうがいいのか迷う方も多いのではないでしょうか。 発達検査にはいろいろな種類がありますが、児童精神科では、その中から、医師が必要と思われる検査をします。 注意欠陥多動性障害(ADHD)や自閉症スペクトラム(ASD)など、その傾向があることがわかる検査もありますし、子どもの脳の発達状況を分野ごとにIQで表した検査もあります。 なぜ検査をするのか。 それは、子どもの困りごとがどうして起きているのか、しっかりと見極めるためです。闇雲に支援をお願いしようとしたりトレーニングをしたりしても、思ったような成果は上げられません。 なので、どういう所に苦手があって、どういうことは得意なのか。また、それがなぜ起きているのか、どんな困りごとにつながっているのか。検査をすることでわかってきます。 それがわかったところで、学校でどんな配慮が必要か、どんな支援をしようか、具体的に相談をすることができます。 じゃあ検査って受けたほうがいいの?と思われますよね。 答えは、どちらでも構いません。 実際、検査をしなくても、得意なところと苦手なところは行動から見えてきます。ですが、検査をするとそれがはっきりと数字で見えるということです。 ただ、見ていても何に困っているのかわからない、子どものことが理解できない、という方は、検査をすると子どものことを理解する手助けになるかもしれません。 ですが、子どもの年齢によっては、検査の結果について間違った捉え方をしてしまうと、子ども自身が結果にショックを受けてしまったり、自信を無くしたり、できないことの言い訳にしてやる気を失ってしまうことも考えられます。 大事なのは、検査を受ける受けないではなく、検査をどう向き合うかなんです。 2.検査を受けて、息子のことが理解できた 我が家の長男は、小さいころからよくしゃべる子でした。あまり人見知りはせず、誰にでも話しかけ、人懐っこく、言い出したら聞かない。思い通りにならないと大きい声で怒る、片付けが全くできないなど、なかなか大変な子だなと思っていました。 でも、幼児なんてこんなもんかな、成長したら落ち着くかな、と大して気にも留めず、幼稚園でも特に発達障害を疑われることもなく、小学校に入学しました。 入学すると、忘れ物の多さにびっくり。筆箱の中は空っぽだし、給食の用意や水筒も、しょっちゅう忘れてきます。先生にも私にも怒られ、2学期になると、先生に反抗するようになりました。 怒られたから怒り返す、ほかの時はケロッとして楽しんでいる。友達もいる。もしかしたら発達障害かも、と思いながらも、そこまで困りごとが大きくなかったので、受診することまで考えませんでした。 そんな息子、高学年になって学校トラブルが急増しました。お友達からのからかいに強く反発して手が出てしまったり、先生にそれを怒られてさらに切れて暴れたり。急に大きくなった困りごと、毎日のようにかかってくる電話に、どうしてあげたらいいのかわからず、専門家に助けを求めようと決意したんです。 療育に相談しても、何か月も待たされ、しびれを切らして一番早くに予約が取れそうな児童精神科に受診。発達検査を受けました。息子が受けたのは自閉症の傾向があるか診断をする検査とWISCという分野ごとの発達を調べる検査です。 1か月ほど待ち、検査結果を見てびっくり。自分が思っていた以上に息子の発達は凸凹していたんです。得意なところはものすごく高い。でも苦手なところはものすごく低い。 今まで出ていた困りごとと、本人の検査結果がリンクして、やっと息子のことが理解できた気持ちでした。 こうして、検査を受けたことが我が家にプラスに働いたのは、検査結果とうまく向き合ったからです。そこを間違えてしまうと、検査をマイナスにとらえて、自信を無くしてしまうことになりかねません。 では、検査とはどう向き合ったらいいのか、上手な向き合い方をご説明します! 3.上手な発達検査との向き合い方 発達検査を受けたことが、子どもにも親にもプラスになるためには、検査結果をどうとらえるかが大切です。 検査を受けること自体、子ども自身もとても緊張しているのに、検査結果がすごーく悪いものに感じたら、子どもは「やっぱり自分はダメなんだ」と自信を失うことにつながってしまいます。 特に年齢の大きいお子さんは、検査結果を知りたいと思うでしょうし、結果を理解する力もついています。ですから、子どもの年齢に合わせて、検査の結果からこれからの希望が見えるような捉え方を親がもち、その考えを子どもと共有できるといいのです。 そのために大事なことは二つ ①一喜一憂しない 子どもに発達障害の傾向があるとわかったら、もしかしたらショックを受けるかもしれません。ですが、障害がわかればサポートしやすくなるんです。子どもの困りごとがわかってよかった、「じゃあどうしようか」と結果に一喜一憂するのではなく、その先のことを考えていきましょう。 また、診断をつけるものではない、脳の機能に分類ごとの発達を示す検査(WISCなど)は、その時の状態を表しているものです。今の検査結果がどうであれ、そこからどう伸ばしていくか、方法を考えることが大切です。 お母さんが落ち込んでいる様子を見たら、子どもも結果をマイナスにとらえてしまいます。今の子どもの状態をそのまま受け入れる姿勢を見せてあげましょう。 ②得意なところを見る 特に脳の機能の分類ごとの発達がわかる検査は、得意と不得意がグラフになって分かりやすく出てきます。ついつい苦手なところを見てしまうかもしれませんが、得意なところを見て、そこをどう伸ばしてあげるか、いかに得意を生かして困りごとを少なくするか、と考えてみて下さい。 子どもも、できない所や苦手なところを指摘されるよりも、得意なところを教えてもらえるほうがプラスに受け取りやすいです。「自分はここが得意なんだ!」と思えるような声のかけ方をしたいですね。 私は、検査の結果を息子に伝えるとき、「言葉がすごく得意なんだって!見るのは苦手みたいだけど、聞いたら理解できるってことだね!」と、検査の結果がプラスのイメージになるように伝えました。すると、息子は「俺言語得意だから」と事あるごとに言っています。 ASDについても、「別に障害があることが悪いわけじゃないでしょ?自分で特性がわかってれば気を付けられるし、誰でも凸凹は多少なりともあるしね!」と私自身が落ち込まず、気にしていないことが伝わるような声色で伝えました。 高学年で検査を受けた息子は、障害をマイナスにとらえず、自分の得意を見つけられたいい機会だったと感じているようです。発達検査はできれば年1回など、定期的に受けて発達支援が上手く行っているか確認ができるといいものです。検査自体にもマイナスイメージが付かないように、まずは親が前向きにとらえること。すると子どもも同じような感覚でとらえることができます。 検査を受けるなら、検査結果を効果的に使えるよう、向き合い方を整えてみてください。 それだけで、子ども自身の障害への向き合い方も変わっていきます。 発達検査が、子どもが自信をつけて頑張れる機会にできるといいですね。☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 子どもの学校トラブルや暴言などに悩むママの支えになりたい。 学校でキレて暴れる子がピタッと落ち着く メンタルキャッチメソッド☆彡 子どもが感情を味方につけて落ち着きを取り戻し 親子で人生を楽しめるようになる方法 お伝えしてます 執筆者 発達科学コミュニケーショントレーナー やなぎ みほ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆