半年ぶりの更新です(笑)
治療の後遺症もここ一年、大体定着して、変化がなくなってきました。
もうよくなることはないけど、晩期後遺症としてどこかが悪化することはあるのかと思うとちょっと心配です。
さて、久々の更新、定着した後遺症の愚痴でも。
2018年
8/22 抗がん剤(シスプラチン3クール目)終了
8/29 放射線治療終了(2グレイ×35回)
9/8 退院
2022年現在、経過観察中
まず、右の首と肩が常に激しく凝ってる!
そして固まって&つっぱってます。
治療後、1年半が過ぎたころ、右の首から肩の筋肉がちゃんと働いてないことが発覚!
寝ている状態から首の力で頭が持ち上がらないことに気づいた。
こんな状態。
過去のブログ
そのときは、治療で右側を中心に放射線を当てたから炎症で筋肉が硬くなったりして、筋力なくなってるんかな、とか思ってた。
しかーし!
それからも治らないどころか、肩凝りはひどいし、気づいたらなんと!!右腕が横には上がらない!!
整形外科に行き、相談。
診断は、副神経の損傷。
図の赤い線のように後頭部あたりから両肩に伸びている神経。
副神経は胸鎖乳突筋と僧帽筋の運動を支配しています。
結果それらの筋力(右側)がちゃんと働かないので
胸鎖乳突筋 →頭を持ち上げられない。
僧帽筋 →右腕も横に腕を伸ばした状態では上がらない。
(前からなら上がる。「前へ倣え」の状態から上になら。使う筋肉が違うのか。)
ということが起こっていたのでした。
こんな感じ。(自分の筋肉で上げられないだけなので、仰向けなら動く。)
写真左、真横にはほぼ上がらない。
写真右、前にはまあまあ上がる。
そしてそれらの筋肉が動かない→衰える→首と肩が固まって痛い、と悪循環の完成( ;∀;)
3年半の間にこんなことになってたとは。。。
初公開、首周りの写真!
*こちらも鏡に映ったものを撮ったので左右逆。見たままなので右が痩せている。
明らかに左に比べ右側の筋肉がない。
鎖骨も浮き出て、少し右肩が下がっています。
右側の色がムラっぽく黒いのは放射線治療のやけどの跡が残っています。
常に右首肩が凝っているのも辛いけど、プラス、不便なのは食事も!!
右利きなのでお箸は右手の私。
全然今まで意識してなかったけど、お箸を口元に運ぶときって自然に少しひじが持ち上げられ横に開いていた!
気合入れないと右ひじが上がらない&開かない。
力を入れて右肩を持ち上げないと、右手がテーブルの上に上がらない。。。
対策としてとりあえず、自分の椅子はちょっと高めに。
結局、半年ほどリハビリをしましたが特に変化はなく、先生も「仕方ないので、いたわって生活してください」的な(;・∀・)
放射線科の先生にも訴えてみました。
すると「え!事例としては聞いたことあるけど、僕の患者さんでは見たことないな。でも、事例では首も支えられず、普通に起きてられないこともあるみたいだから、それくらいでよかった」って。
大学病院の先生はこんなもんですね(;´Д`)
そして滅多にないからか「放射線のせいとは限らない、抗がん剤は強いからどこに影響がでるかも分からないし」と。
まあ、何が原因でも、治らないことが確定です。
悪化だけはしないで欲しいと願いながら、日々「あー肩イタ、首イタ」と愚痴りながら過ごしています(笑)
ちなみに左には首があまり回りません。
首の筋肉が勝手にピクピクしたり、つったりします。
放射線の治療による皮膚の黒ずみもこれで定着。
触るといつもちょっとヒリヒリして、夏はもうちょっとヒリヒリします。
副神経の損傷は、リンパ節転移があり、放射線治療でガンが消えなかった人の次の治療、リンパ節郭清という手術ではたまに起こるらしい。
近くにある神経なので。
私は、放射線治療だけで消えたのでホッとしてたのにな。
残念( ;∀;)
今回は、首周りの愚痴をまとめました(笑)