2018年

  8/22  抗がん剤(シスプラチン3クール目)終了

  8/29   放射線治療終了(2グレイ×35回)

  9/8  退院

 12/12 治療判断クリア、経過観察に入る

2019年

  3/20 治療後半年のチェック、クリア

 

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二ヵ月ぶりのブログ更新。

 

先日、耳鼻科と放射線科の定期診察でした。

上咽頭をカメラで見るだけですが、特に何も変化はなく。

次のPET、MRIは9月。

それをクリアすれば無事1年経過となるわけです。

 

治療後、十ヵ月。

今日は声のことについてまとめます!

過去最高の長文です(笑)

 

治療前

上咽頭(鼻の奥)と、リンパ節に放射線を照射するので、特にリンパ節に近い声帯にも多少は照射されるので影響があるかもしれない、と言われる。

 

治療中~治療終了

口内、喉の炎症がどんなにひどくなっても声には変化なし。

 

治療後1ヵ月

声が枯れてくる。

 

治療後10ヵ月(現在)

声枯れ継続中。

 

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声枯れの原因がはっきりしないのもモヤモヤ。

治療前に「放射線が当たるわけだから声に影響があるかも」と言われたとき、「なるほどなるほど」って答えたけど、今、真剣に思う。

影響ってなにがどうなってるん!?

なるほどって何がなるほど!?自分!(笑)

 

最初声が出にくくなったとき、入院していた大学病院の耳鼻科で言われた「唾液が少ないから声帯が上手く振動しない」説に納得しかけていました。

しかし!!

唾液のせいだけなら、この結果はおかしいよね。

 

サクソンテスト(唾液量のテスト)の結果

*正常は2.5g以上

  9月 1.1g → 退院時、声は出ていた

12月 0.5g → 10月から声が出にくい継続

 2月 1.2g → 退院時より増えてるのに声は戻らない

 6月 1.4g → 現在

 

そこで先月(5/23)、声専門の病院に行ってきました!!

大学病院では基本的に、再発していなければいいじゃないのという感じ。

それはまあそんなもんだと思います。

なので、自分で行動しなければo(・`д・´。)

 

その病院は、電車で行きにくい場所だったので、レンタカーで1時間ほどかけて京都市内から八幡市へ。

 

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病院にて。

診察の前に呼ばれ、「えー」だったか「うー」だったか、発声をして周波数を計測して待つ。

 

そして診察。ドキドキ。

専門の病院です、原因が突き止められ、新たな治療法があったりするかな!??

 

診察室に呼ばれる。

ベテラン男性医師。

要するにかなり年配のおじいさま先生。

 

毎度の鼻から内視鏡を入れて

先生「楽にえーと声を出してください」

私「えー」

先生「じゃ、高い声を」

私「(☆?!!☆)」(カスカスで出ない)

先生「裏声とか高い声は出ないんですね」

私「はい」

 

モニターに表示されている診察前に計測した周波数の結果を指し、

先生「なるほど、まさに男の声ですね」

私「あ、はい?(心の中で)男て!言い方!ww」

先生「周波数も122Hzと128Hz。女性だとこれより1オクターブ高いですから」

私「あ、はい…」

 

男の声であることが分かりました(笑)

※楽に出したら男性110~150Hz、女性220~270Hzくらいぽいです。

 

内視鏡で撮った声帯近辺の画像を見せ、

先生「ほら、こんなにも浮腫んでますね。」

私「はい」

 

今までも診察の度に見ているので、声帯の周りが浮腫んでいることは知っていた。

でも、主治医も、かかりつけの耳鼻科の先生も「声帯は特に異常無いですね。」と言っていたので素朴な疑問をぶつけてみる。

 

私「先生、声枯れに影響するのは声帯だけじゃないんですかね?」

先生「声帯も、少し浮腫んでいますよ。本当はもっと定規みたいにシュッとなっていますから」

と、正常な人の画像も見せてくれる。

仮声帯や声帯周りが明らかに違うのはわかるけれど、声帯の浮腫みは正常な人との差が良く分からない。

シュッと、、、なってる??

 

しかし先生がハッキリと

「ほらね、違うでしょ」

と言うもんだから私は

「……なるほど」

と答えてしまうのでした(A;´ 3`)

 

とりあえず声が掠れている原因は声帯が浮腫んでいるということで。

 

私「これって良くなりますか?」

先生「浮腫み次第だから、浮腫みについては放射線科の先生に聞いてください」

 

診察終了です。

一応、原因が分かったということで、なんとなくのスッキリ感を得た気が!?

「浮腫みが原因」

自分を納得させました(笑)

 

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そして先日、放射線科の診察があったので、早速聞いてみた。

するとまたもやいつもの答え。

「個人差ありますからね~。2年くらいで治る人もいる、治らない人もいる。なんとも言えませんね。」

 

ガクッ。

聞き慣れた「個人差」「人それぞれ」。

そして「再発していないんだからいいじゃないの」ループに突入するのでした(笑)

 

しかーし!こんなにも声でない不満を並べておきながらなんですが、ここ一ヵ月ちょっと声が出るようになってきた(◍ ´꒳` ◍)b

あ、もちろんマシになってきたってレベルだけど。

 

先月、男ですね、と言われた声ですが、アプリでチェックしたらちょっと高なってる~(*´з`)

フリーでこんなアプリがあるの。

 

出しやすい声で179Hz。

つか見方が定かじゃないんですが(;'∀')

 

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今の声のこと。まとめ。

 

現状では、朗読に必要な強弱、音の圧力のコントロールは可能。

ただ以前より多少は、声帯周りの筋肉や、身体全体の力みが必要。

必要な声に合わせて身体の使い方を慣らしていけばイケそう。

 

でもって、問題はもう一つ(тωт`)

朗読中の水分補給。

唾液が増えてきたおかげで、前よりは長く読めるように。

5分程度いけるか!?

10分いけたら読める作品の幅も広がるのにな~。

 

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後日、声帯まわりの浮腫みと発声についてもうちょい頑張って調べた。

結果、声枯れはこのせいだと私は結論付けてます。勝手に(笑)

 

普段の声作りやトレーニングの際に声帯周りの筋肉や、軟骨が関係していることは承知ですが、掠れにまでは関係ないかな?と思っていたのです。

でも、改めて見る私のぼってりと浮腫んでる披裂軟骨やら、まあ、その辺りの諸々。

こんなに浮腫んでいては思い通りにコントロールすることはハード(・∀・;)

そうだ、きっとこの浮腫みのせいで声が掠れてるんだ!!

 

でもわかってる、これを知ったからって声が出るわけじゃないってこと(笑)

 

今の自分にできること、頑張りますっっ!!

 

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以下、私の声帯写真。

 

内部の写真が苦手な方はここでストップしてください!!

 

気を付けてくださいーー!!

 

 

 

 

 

 

 

 

いいですかー!?

 

 

ドーン!!