そもそも、二世帯住宅を建てよう、と提案してきたのは義父母。長男が後を継ぐ（継ぐものなんて何もないのに
）、という古い考え方から来たもの。
最初のブログで書いたように、転勤族で同居は難しかったはずなのに、私達の住んでいる地域への異動を懇願したはず
別に今思えば、一緒に住まなくてもよかった、自分たちだけで心から寛げるマイホームがよかった、と後悔しきり
当時は、義父、主人、私が働いていた為、ローンも大きく組める。ということもあり、赤と青のマークの某有名ハウスメーカーのモデルハウスと同じ間取りで建てることに。頭金と、借り換えの時（建てた時は金利7%超えでした。バブル期
）に少しは出してもらったけど、総額の三分の一ぐらいしか出してもらってない
あとは、必死で働いてローン払ってきた。年間200万以上… ３０年間
この黒同居のために…
同居にあたって義父母から出された条件は、「食事はみんなで一緒に！」でした。
なので、二世帯の食事の用意ができるようにと、１階のキッチンは、Ｌ字型と別にカウンターもつけ、収納も豊富に。当時でもちょっと洒落たキッチンにと打ち合わせを繰り返しました。
2階には、あまり使わないかもしれないけど、お茶を入れたり、お菓子作りをしたりで使おうと、ミニのシステムキッチンをつけました。
初めは、下の広々としたリビングでみんなで食べていました。確かに近くの◯◯市場で食材を仕入れ、1ヶ月ちょっとは下のメインキッチンで張り切って夕飯の用意をしてくれていました。
でも、義母も段々疲れてきたようで、、
ある日、夕食を食べていると、、
「もう、ご飯は2階でしなさい。キッチンもあるし、そっちの方がいいやろ。」
食事は一緒にと言っていた義父も、無言。きっと事前に言いくるめられていたはず。
主人も、同意！
翌日から、食事は別に。
とは言っても、2階のキッチンは、簡易キッチン。食事の支度をするためのあれこれについて、きちんと考えて作られたものではなく、作業スペースもほとんどないため、悪戦苦闘！
まぁ、色々気を遣わないことだけはよいかな？と考えたものの、どうにもこうにもうまくいかない。
2階は当初、寝室、書斎、子供部屋だったので、食べるスペースもなく、試行錯誤しながら頑張ってみたものの、子どもも増えて、やはり無理
そして…
新築から数年で改築！
その費用、約300万円は私の職場から更に借りてローンを組むことに。ハウスメーカーさんも、「もったいないですね。」と。
書斎、洗面所、納戸（ウォーキングクローゼット）をなくし、リビングダイニングに。何これ？私がお金出すの？
最初のローンも払ってますけど…
あれから、３０年。今も狭ーい（今時のアパートの方が広々）台所でやってますわ。
娘曰く、
「2階の台所、ホント狭いし、使いにくいね。お母さん、よく我慢したね。」
今も、私は娘達家族が来ても、2階のせまーいキッチンで食事の支度。
下の広々キッチンは、85を過ぎた義母が使い続けて、きたなーくなってます。
ローンを払い続けたのは私達。
なぜ主人も何も言わない？？？