保育園のときの思い出がある。









思い出っていうのは、
嫌な思い出が多い気がする…。









そう。
その保育園の思い出も、
嫌な思い出だ。









1月の寒い日に、
凧揚げ大会があった。







父と一緒に、
タコを作ったのだけど、








タコには、
みんなカラフルな色を塗っていて、
可愛いと思った。
いいな、って羨ましかった。








でも、
私のタコは、
漢字で私の名前が書いてあって、
(しかも墨で書いてある)
はっきり言って、
保育園の子供が喜ぶようなデザインじゃなかった。






って言うか、
ダサかった。


それが嫌で嫌で、
堪らなかった。







早く凧揚げ大会終われ!!!
と思っていた。
みんなに見られるのが恥ずかしかった。









タコを上げる楽しさとかは覚えていない。
ただただ、
ダサいタコが、
私のものだと言うことが嫌だった。







私もカラフルなタコが良かった。
みんなと同じが良かった。








ブロ友さんの日記を見たら、
そんな事を思い出してしまった。







父は亡くなったけど、
思い出は美化されない。

嫌な思い出は嫌なままだ。
















何故だろうね。
(多分ダサすぎたから)