最近、AIを使ったメンタルケアサービスをよく見かけるようになりました。
「mentment」の開発を始めた10年以上前、AIは世間的にはまだSFの中の技術でしたが、私たちはすでにAIがメンタルケアに貢献できると信じ、サービスの主軸に据えていました。
当時は、ユーザーの状態を分析して最適な質問を提示したり、過去の回答を引用して新たな問いを投げかけたりと、原始的ながらも「ユーザーひとりひとりに寄り添う」ことを目指していました。
AIに心を託せるか? 開発者が抱いた疑問
しかし、AIが身近な存在になるにつれて、私たち開発チームの間に一つの疑問が生まれました。
「本当に、AIに心を任せても大丈夫なのだろうか?」
私自身、どれだけ可愛く振る舞ってもAIのペットに愛着を感じることができません。AIがどれだけ人間らしく振る舞っても、それは「理解したふり」をしているだけで、本物の心はないのではないか?と考えるようになったのです。
理解しているふりをされているというのは気持ちのいいものではありません。そう考えていた矢先、実際にAIによるメンタルケアが、かえって症状を悪化させるという研究論文も出てきました。
AIがどれだけ頭が良くても、AIそのものにネガティブな印象を持つ人も少なくありません。だからこそ、「mentment」はAIの便利さだけでなく、「サービスの後ろには、ちゃんと人がいる」という安心感を大切にしたいと考えています。
「mentment」の1000以上のミッションは、心の状態ごとに出題される質問内容は、その一つ一つ、論文を元にして人が作成しています。
「mentment」は、あなたと向き合うための鏡
他人に自分のことをどれだけ教えても、相手が自分の心を完璧に理解することはできません。もちろんあなたのことを良く知っている人はあなたのことを誰よりも理解するかもしれません。しかし、そこに到達するまではどれほどの時間とエネルギーを必要とすることでしょう。
でも、「自分自身」ならどうでしょうか?
私たちは、どんな時も自分自身を見捨てることはありません。なぜなら一心同体だからです。それなのに、私たちは上手く自分のことを理解することができません。
それは何故でしょうか?自分のことを大切にしないと決めている人なんて、ほとんどいないはずです。それなのに、いつも、自分を後回しにしたり、自分のことを傷つけたりします。
実はその多くは、気持ちの問題ではなく、ただ、それが難しいからではないかと思います。自分自身を鏡に写して姿を見ることができても、心を鏡に写して見ることができないのです。それに、直接会話できないので、自分の気持ちがわからないのです。
「mentment」は、そんなあなたの心に寄り添い、あなた自身が自分の心と対話するための「鏡」のような存在です。
「mentment」は、質問に答えたり、指示に従い、ミッションをクリアすることでメタ認知能力を鍛え、自分自身をあなたのことを一番良く知り、理解してくれる最強のメンターにしてくれます。
これからの「mentment」と、あなたへのメッセージ
今後、AIによるメンタルケアには、何らかの規制やガイドラインが設けられるかもしれません。私たちは、そうした変化にも対応しながら、安心・安全なサービスを提供し続けていきたいと考えています。
AIがどれだけ進化しても、私たちが何よりも大切にしたいのは 「人と人とのつながり」 です。
「mentment」は、あなたの心の声に耳を傾け、あなた自身が心の豊かさを育むお手伝いをします。ぜひ、あなた自身の心を映し出す鏡として、mentmentを活用してみてください。



