2008年6月瓦版

誕生のラブストーリー オギャーの日

50数年前の6月吉日、常夏の島、沖縄にて一粒種誕生の

ニュースは、家族だけで喜び祝した。生命が宿りて

楽しい我家で、ユラユラといつも浮いたり沈みながら、

頭が出来てつまらぬ事を考えるようになり、眼が出来て

見てはいけない物まで見るようになり、

耳が出来て人のグチを聞き、口が出来て人の悪口も

言うようになり、

心が出来て人を羨ましがり、手足が出来て人の物を

盗んだり

小さい生き物を踏み殺したりと、あまり素晴らしい

使い方はしいないだろう自己の五体が完成されていく過程で、

十月十日間暗闇の狭しながらも、居心地良く居候してますと

色々なトラブルに遭遇しました。

 

ある夜の話、酒臭いオッサンが布団の中へ潜ってゴソゴソ・・・

しばらくするとAhとかEhとか苦しそうな息づかいが

聞こえて来て、

バズカー砲がドーンと俺の頭に激突、意識モウロウ。

れでもお構いなしズキーンドーンの衝撃がドーンドーンと

速くなっていきスッコーントンと頭突きが止まったと思いや、

カルピスウォーターがバケツ一杯俺の頭に・・・気持ち悪ゥ、

サッパリワヤです。魚ですとメスが産みし卵にオスが白く濃い

カルピス

をまぶして孵化していくのだが、人類は今更そんな努力は

必要ないのに、

汗をかいてフーハー息を切らして800Mの全力疾走体力を

消耗してムダな運動をするのか未だにワカリマシェーん。

沢山の語り尽くせぬ思い出話はこれぐらいにして、

 

1951年6月28日。母胎~旅立ちの日になると、

我ながら五体満足琉球赤子となりたものの、今後の進学問題・

就職・結婚・老後の年金問題等々と難問が山積されてる

末法俗世界に於いて、どう生きていくのか?ワシャ知らん

「なんくるないさ」一日一日を大切に日月強く成りて生きて

いけば、シアワセは向こうの岸から両手を上げて走ってくる

 

な~んてボンヤリしてたら、頭をワシヅカミにされて

無理矢理引っ張り出されてオ尻ペンペンあまりの痛さに

ワーッと泣いたら「元気な男の子です、髙倉 健そっくり」あれから

57年の月日が流れて今じゃあ、しがねぇーダンス旅ガラスで

ゴザンス 宜しくオタノー申します。

    さあ今夜も美ゅらさん会の皆々様。

ビューティー&ヘルシー&セクシー andハッピーに… 

      風炉夢 ヨザ~ん