2007年12月瓦版 ザ.ヤクザ号

 私が、毎晩行く居酒屋「酔恋」はカウンターだけの客席で、

艶っぽいママが着物姿、襟足の白い鰻(ウナジ)がたまんなく、

助平オッサンでいつも満席、私もその一隅に加えて頂き、

ママへの熱き情熱と下心満載で毎夜馴染み客とカラオケして

いました。

 

そんな経緯から年末年始のバイトを頼まれた1月5日、

バイト最後の夜に起こった恐ろしき小便チビリマクリの恐怖

体験談。・・・最後の酔客を見送り、暖簾を中に入れると、

ママがカウンターに腰掛け、『飲み直おしましょうか

とのお誘い、

熱燗2、3杯飲んでから肩でもモミモミしましょうかと背後

に回り背中に手を置くチャンスの訪れ、かぼそいママの

肩をなでながら指を脇にスベらす、身八口から胸へサーッ

と手を忍ばせばノーブラである、私の冷たい指先に

 

あのまろやかな形、口では語れぬ、筆でも書けぬ、

さりとて言わねば分からん、柔らかい人肌の温もり、

神が与えし宝物を弄りつつ片方の手で壁伝いに

明かりを消す、ママは沈黙、俺の亀の頭が天に向いて

短く叫ぶファイヤー!雪明りが微かに店内を照らす、

二人の見つめ合う目が、静かに閉じられ、紅の唇と明太唇が

重なったその時、ドアの音

 

オーイ今帰ったぞ」ドスの効いた声、【来たー】俺は固形物に

なった、ママは広域暴力団山口組系1年2組の組長の

愛人である。組長の愛車はロールスロイス,車のナンバーは

{神戸の0-893}(オーヤクザ)店内は暗くて返事が無いから、

子分がサッと入口を塞ぎ激しく鳴り響くガラス戸・・・

俺の目は点になり泳ぎだす、

ギョッ・GYO・魚・サカナ辺にと書いてマッサオ

 

店内の只ならぬ気配を察知したのか、子分がカシャカチャと

ドスを抜き身構える、業を煮やしたオヤビンが

コラ―開けんかい ワレ―

俺はママの胸肉を固く握り締めてションベンちびる・・・・

 

そんな初夢で迎えた今年もやがて暮れようとしてます。

何て15年前の一富士二鷹三ヤクザ、

       2022年の初夢は

確かに見たような・・さりとて記憶なし、ボケてはないぜよ

いつの日か 美ゅらさんでお会いしましょう(^^♪