最終面接で頑張っているのに空回りしないための4つのポイント | 就活女子応援☆今日からできる面接対策!

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最近いちばん多い質問です。最終面接のシーズンですね。


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最終面接に臨むときのポイントはなんですか?

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最終面接については、これまでもいろいろな角度で話してきましたが
今日は逆にガチガチに準備をしてしまう人に向けて書きたいと思います。


1.うまいこと言おうとするより率直なコミュニケーションをする

 

最終面接の役員は、コミュニケーションのプロです。また、短い時間でたくさんの判断を求められる立場にいる人です。

 

質問されて慌ててはなしはじめて結局何をいいたいのかわからない話はイライラします。また借りてきた教科書的な回答も、伝わってこない言葉はスルーされます。


よくわからない人を、仲間として迎え入れるわけにはいきません。

 

「はい、いいえ」で答えられる質問は先にどちらか答える。
「はい、いいえ」で答えられない質問は、まずシンプルにいうと「○○」と一言で答える。
細かいことはそのあと。

 

力まない、堂々と、飾らない方が逆に頭も冴えて自然な会話ができるはずです。

 


2.内定のずっと先、人生のゴールを考える

 

最終面接で、その企業の内定をゴールにしている人は落ちます。

 

内定は社会人としてのスタートです。

 

自分はどんな人生を送ってきて、何を大切にしてきて、10年後や20年後のゴールはどこにあるのか?

それを考えたときに、この会社でスタートを切った方がいいと思っているのはなぜか?

 

どこに入社しても成長はできるし、人に頼られることはできますので、それだけでは、特定の会社に入る意味は薄いでしょう。

 

過去から未来へのストーリーの”つじつま”をもう一度よく考えてみましょう。そのストーリーの中で、この会社に入社する理由が自分の中でスッキリ腑に落ちれば、相手にも伝わるはずです。

 


3.戦わない、仲良くなる

 

面接で「勝った、負けた」という人がいますが、面接は「合うか、合わないか」です。

 

うまいこと言い負かしてやろうとする人は、ファイティングポーズになり話し方がきつくなります。相手に判断されるのを怖がる人は、縮こまったり相手の顔色を伺い、表情や語尾がおどおどします。


どちらも面倒くさいやつです。

 

親戚や、アルバイト先の店長やお客さん、教授でも面接官と同世代の人はいますよね?出会っている状況が違うだけで、同じ世代の大人です。同じように仲良くなるつもりで、相手との距離を近づけていくつもりでコミュニケーションをとりましょう。

 

ちなみに、私は最終面接に出てくる人がだれかわかっていたらWebなどでその人のプロフィール、インタビューやブログを調べて読んでいきます。著書があれば読みます。仲良くなるためには、相手の考え方やプロフィールなど、事前に知れることを知っておきたいからです。

 

そうすれば、自然と聞いてみたいことも出てきます。これはおすすめです。

 


4.相手の役に立てることは何か?を誠実に考える

 

会社は、学校ではありません。自分が価値を発揮して、報酬をいただくという環境です。
会社からもらおうという姿勢でなく、会社に与えるという姿勢に変われていますか?

 

だからこそ、自分が会社に入りたいという熱意だけではなくどんな強みが会社や仕事の役に立てると思うかを自分なりに仕事を理解して真剣に考えて提案できるようにしておいてください。その時には、同じように自分が苦手なこともわかっておくことです。

 

得意なことがその会社の仕事や組織に合うかどうか、苦手なことがその会社の仕事や組織で致命的にならないか・カバーできるか。

 

あなたの話を聞いて、相手が上記のようなことを判断できるためには、自分が強みと弱みをはっきりさせておくことが大切です。

 

完全な人を演じる必要はありません。でも、これだけはという強みや仕事への意欲は胸をはって伝えてください。

 

 


以上、せっかく準備をがんばってもどれかの視点が抜けていたり、考え方がずれているともったいないので自分にあてはめてチェックしてみるといいと思います。

 

ここまでベストを尽くしても、新卒採用は相対評価なので、自分より会社に合っていたり評価が高い人がいると合格にならないことがあります。悔しいかもしれませんが、その場合はあなたは入社しない人生の方が幸せだということです。(少なくとも、いまこのタイミングではね)

 

実際にその会社に受からなかったからと言って自分の価値が下がるわけでも、お先真っ暗なわけでもないですから。

 

とにかく、ポイントをおさえてベストを尽くせば、あとは相手の判断を待つのみ。自分の努力はコントロールできるけど、相手の判断や好みはコントロールできないのですから。

 

自分ができることだけに集中して、腹くくって笑顔で向かっていきましょう。

 

 

 

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