毎日面接対策が続いています。
必ず相談を受けるのが、面接で緊張するとか、面接官の反応が気になるという人。
面接官の反応が良ければ話がはずむし、悪ければどんどん調子を崩してしまう。経験のある人も多いのではないでしょうか?
相手の反応に振り回される人は、たとえば面接官に突っ込んだ質問をされたときに、自分がどんな反応をしているかを考えてみるといいでしょう。
(状況)面接官に突っ込まれる
↓
(とらえかた)自分は否定されているのではないかと感じる
↓
なにを言えばいいのか?と相手に気に入られそうな正解を探す
↓
結局、正解はわからないので語尾が小さくなり表情がひきつる
相手の反応に合わせ、その場でどんどんコミュニケーションを取れる人はあまり意識することがないと思いますが、こんな風に正解探しをした結果として自滅する人は少なくありません。
まじめで自信のない人は、こうなると自分のパフォーマンスを最大限発揮できません。
そこで、とらえかたを変えてみましょう。
(状況)面接官に突っ込まれる
↓
(とらえかた)興味を持ってくれているのだと嬉しくなる
↓
自分が考えていることが伝わるように話す
↓
はっきり話せて表情もよく、より話が深まる
このくらい、とらえかたで反応や結果が変わります。
何を言ったら正解なのか?と外に答えを求めると、どうしてもありきたりの当たり障りのない話になり、言葉も借り物のようになり印象に残りません。答え探しなので、反応も遅くなります。
・面接官だって否定するつもりではなく、自社に合っているか真剣に確認したいんだ。
・自分の答えは過去のことも今のことも未来のことも自分の中にあって、それ以上でもそれ以下でもない。
・もし過去の自分が未熟だったり、今できないことがあったとしても、これからどんどん成長して挽回していくし大丈夫。
こんな風に、この自分で勝負することに決めると、これまで自滅していたかもしれない状況も自分で変えられるのではないでしょうか。
企業だって完璧な人が欲しいわけではなく、自社に合う人が欲しいのです。今の自分を否定して受け入れず、ここにはない完璧な自分を求めているのは、自分だけかもしれません。
今回は一例ですが、いつも無意識にクセになっている考え方や反応を見つめなおしてみてください。相手に対する、自分の無意識なとらえ方に気づいて変えてみるだけで、自分のいいパフォーマンスを引き出せることがあります。
あなたの魅力はもっと伝わるはずですよ。
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