「学生時代力を入れたこと」は結果が出てないとダメなのか? | 就活女子応援☆今日からできる面接対策!

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これまでの経験について、すごい結果が出たことでないと
話しくいですという話をもらうことがあります。

でも実際、面接をする側として、いい結果が出ていなければダメだと
感じることはありません。

人事は「結果」を聞きたいわけではありません。
むしろ、結果ばかりアピールされても何もわからないと思っています。

過去の経験について、結果よりもプロセスをじっくり聞いていくことで
あなたがどんなポジションに向いているのか?
どんなことにモチベーションがわくのか?
逆にやる気がなくなるのか?
というようなことを、総合的に理解したいと思っています。

また、その経験から、どんなことを考え、学び、吸収できる人なのかも
今後ののびしろを予想するために、とても参考になります。

だから、もし思ったような結果が出なかったことでも
それが本気で取り組んだことなのであれば
そこには、あなたのことを伝えるたくさんのヒントがあります。


・途中のプロセスでも、上手くいったことはなんだったのか?
・それはなんで上手くいったのか?
・そこで発揮されていた自分の強みは何か?

・なぜ思った通りの結果が出なかったのか?
どうすればよかったのか?別のやり方はあったか?
・その場面で出た自分の弱みは何か?

ひとつひとつ整理していくと、

得意 / 不得意 

やる気がでる(好き・興味がある)/ 嫌だと感じる(嫌い・価値観に反する)

がわかってくると思います。

↓たとえばこんな風に整理します↓

・途中のプロセスでも、上手くいったことはなんだったのか?

たとえば、営業のインターンをしていて
思うような結果がでなかったが、新しいお客さんの開拓よりも
何度も関係をつくってきた人には売れることが多かった。

・それはなんで上手くいったのか?

商品のメリットというより、信頼関係がベースにある段階で
相手に提案できたから

・そこで発揮されていた自分の強みは何か?

相手との信頼関係を長期的に築いていけること


・なぜ思った通りの結果がでなかったのか?

自分が、そもそも売っている商品に自信が持てないことがあった。
相手によっては、この商品にメリットがないかもしれないと内心思っていた。

・自分がコントロールできることで
どうすればよかったのか?別のやり方はあったか?

今回は、商品は変えられなかったから、そもそも売り先を変えること。
(もし商品がいくつか組み合わせられたり、相手に合わせて
形を変えやすいものならもっと自信をもって提供できたと思う。)

・その場面で出た自分の弱みは何か?

正直で、自分の都合だけでは相手におしつけることはできない。
とにかく数をアタックすることだけ考えていて、
別の考え方ができなかった。


それを元に、これからはどんな環境なら自分の強みが発揮できて
モチベーション高く仕事ができそうか?
を予想してみてください。

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たとえば・・・

ひとつの商品に愛着をもつより、お客さんのメリットに合わせて
アレンジができるようなものを扱いたい。
新規でどんどん会っていくことも好きだし苦手ではないが、
既存のお客さんに追加提案していけるスタイルは合っていると感じる。
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更に実感のこもった話が出てくると思います。

全力で取り組んだことがあるのなら
これまで上手くいかなかったことがあっても、
そこにはたくさんのヒントがあります。

これからの仕事で、自分の得意な分野にポジションをとって
伸びていくと、自分も、お客さんも、会社も幸せになりますよ。

成果が出たことにこだわるのではなく、
熱中できたこと、全力で取り組んだことを見てあげてくださいね。

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