集団面接でどのくらいの長さ話すのかという質問について | 就活女子応援☆今日からできる面接対策!

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グループ面接はどのくらいの長さ話したらいいのか?という
質問をよく受けます。みなさんはどう考えますか?


私は面接官としてもキャリアアドバイザーとしても
社会人になってから、面接を気が遠くなるほどしてきましたが
そもそも、「話す時間」に焦点が当たっている時点で
その人はピントがずれているか、経験がもう少し足りないのだと思います。

何度か経験していれば、どのくらいの時間話すかということは、
あまり有効なモノサシにならないことがわかるはずだからです。

相手の聞いた意図に合わせて、結論から過不足なく答える。
場の状況や相手の表情、呼吸で判断する。

これが、いちばん意識するべき答えです。
要素をばらして説明しますね。

相手の聞いた意図に合わせて結論から答える

相手の意図に・結論からという2点をはずしていては
どんなに簡潔に話しても、逆にどんなに明るくたくさん話しても
面接の受け答えとしては成立しません。

相手は、あなたが話したいことではなく自分の質問したことを
聞きたいのです。まずは、相手の質問に応答すること。
その回答がクリアになってから、はじめてあなたの伝えたい話も
相手が受け取りやすい状態になってきます。

場の状況で判断する

一方的な質問になっているような場合。
ある程度まとめて話した方が良さそうだなと感じたら
面接官が話の内容から判断するために
必要なポイントをきちんと話に盛り込むようにします。

たとえば学生時代の経験なら、
何をした・どんなことが大変で・どう考え・行動した・結果こうなった
こんなポイントをわかりやすく話すのが有効でしょう。

逆に集団面接とはいえ会話形式になっている場合。
10あることを10の細かさで話すのではなく、要点を絞って
その後も相手とのキャッチボールができるような話し方をする。

10あることを、大まかに3つの塊(かたまり)にまとめて話すようなイメージ。
そうすると、相手はそのうちの1つの塊について詳しく聞いてくるので
更にその一つの塊を小さく崩して具体的に話すようなイメージです。

どちらか・・・という判断もその場の1つ2つの質問で察します。


相手の表情や呼吸で判断する

話している時、どこまで相手の心境を表情や呼吸で察していますか?
相手がよくわからないという顔をしはじめたら
話をわかりやすくまとめるなり、補足をする。
おっと、少し話しすぎたかなという感じがしてきたら、まとめに入る。

「長くなってしまいましたが、まとめますと○○ということです。」

こうして、その場を察して内容をコントロールすることが
いちばん大切です。


それでも「どうしても時間の長さの目安を!」と言われたら
特に指定がない限り、1分以上は長く感じるのでは?と答えます。
でもやっぱり答え方と内容次第なのですよね。

近々、集団面接(グループ面接)についてはAllAboutのコラムでも
ポイントをお伝えしたいと思います。お楽しみに。



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