就活生の自己アピールと同じように、人事だって会社を必死にプレゼンしているという話。 | 就活女子応援☆今日からできる面接対策!

就活女子応援☆今日からできる面接対策!

渋谷・Skypeで就活・面接・自己分析のアドバイスを行う、元人事キャリアアドバイザー井上真里のブログ。
エントリーシート、自己分析、自己PR、志望動機、面接・・・・就活のコツを毎日更新中。自分の強みがわかり、大手企業・希望職種への内定の近道が見つかります。

就活生も人事に負けていられないぞ、と思うことがありました。


ある説明会でとても相手を惹きつける話ができるなあと
思う人事の方がいました。
その人が話す言葉にはオーラがあって凛と響いている感じ。

「おおっ、素敵だなあ」と思って、その人にとてもお話が魅力に
感じたことなどを伝えました。(いつでも素敵な人に話を聞きたくなるマインドは
採用根性です)すると、その方はまだ入社歴もそんなに長くはないそうで、驚き。
こんなことを話してくれました。

「自信がなくてもお腹から声を出すようにしているんですよ。
不安そうに話すと、学生さんにもそれが伝わっちゃいますからね」

外から見えたその人からは、もう自信が満ちているように見えたので
内心ではまだまだ自信がないということに驚き、また尊敬しました。

現場の人事だって実は自分の自信の無さや緊張と
戦っていることがたくさんあるんですよね。
それでも、プロとして、会社のプレゼンターとして
ある意味人事にとってはお客さんでもある
就活生の前で意識的に魅力的にふるまっているんです。
皆さんが、「どの会社も魅力に感じる」のはそういう意味では当たり前。
会社を魅力的に感じてもらうプロが相手なのですから。

そんな話を聞いてまだ卒業前の4年生の頃、人事として2月に合同説明会、
3月に説明会デビューをしたときのことを思い出していました。
内心ものすごく焦っていたし、壇上に上がる前から
ドキドキが止まらなくてずっと原稿を握りしめていたけど(見る余裕もなく)、
一瞬たりとも笑顔を崩さず話し続けました。

ずっと人事としてふるまっていたので
フレッシュな内定者として話させてもらった機会は一度も無かったし、
上司からは「人事も女優と同じ。プライベートで何があっても
その場では最高に演じてください」と教えられました。

でも人事として対応する経験を重ねる内に、そんな自分の緊張感はほどけて
会社の魅力を伝えていくことに無心になれるようになりました。

人事だって、採用活動という現場でプロとして日々自分の弱さや
自信のなさと戦っているんです。

あなたも毎回、自分の弱さに挑んで強さを育てていきましょう。
元々度胸がある人は無意識にできますが、
おどおどしてしまう人も意識して積み重ねることで、ちゃんと変わります。

自信をもてないから、そのまま自信がないように話すのではなく、
それでも相手のために安心感を与えられるように声を出す。

「学生としての自分」を甘えて出さない。
「仲間として期待される自分」で臨む。

あなたも、就職活動で期待される人として堂々といきましょうね。



「ハイレベル就活トレーニング」 
4月日程続々と開催しています。ご案内希望の方は、ページ下より登録ください。
詳しいご案内は就活モードWebサイトから

------------------------------------------