会社研究の方法については、いままでものすごく具体的にブログに書き続けてきました。
ただ、何か一つポイントは?と聞かれたら、それはまず「ストーリーを聞く」ことです。
いまここ、だけではなくて会社の歴史をきく。
歴史を聞くから、そこに流れる文化がわかり、特徴がわかります。
いろいろな会社があります。
例をふたつご紹介します。
元々代表は出版社出身で、常に時代で新しいことを起こしながら、WEBメディアをつくっている会社。
出版社時代の経験から、テクノロジーはもちろん大切だけど、コンテンツ(記事の内容)に強み。
新しい冒険を大切にしているから、既存のことをやり続けるより意見を言うことが好まれる。
会社が閉鎖してしまったエンジニア仲間数人が立ち上げた会社。
一社で一つの専門キャリアに特化せずに、時代に合わせて色々な大企業で数年ごとに修行しがらプロエンジニアとして成長し続けるためのエンジニア派遣企業。
だから、エンジニアとして働き続けることや、情報共有、メンバー教育を徹底。
これを、ただWeb企業、とかエンジニア派遣企業、と判断していても何も見えてきません。
あなただって、ただ○○大学○○学部の女の子、と認識されるのは残念ですよね。
あなたにもこれまで人生を生きてきて感じたことがあるから特徴があるのと同じように、会社も立ち上げた時の想いから大事にしてきたことや、途中の困難に対して数々の経営判断があります。
その価値観が自分にも響くものがあるか。
そんな風に、会社のいまだけではなく、ストーリーを読み解いていくつもりで会社研究をしていくと、会社はそれぞれ違いがありますよ。